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小説吉田学校
2007 / 08 / 06 ( Mon )
小説吉田学校 小説吉田学校
森繁久彌、芦田伸介 他 (2006/08/25)
東宝

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1983年 日本 東宝
監督/森谷司郎
原作/戸川猪佐武「小説吉田学校」、「小説吉田茂」、「小説三木武吉」
キャスト/森繁久彌 芦田伸介 小沢栄太郎 西郷輝彦 高橋悦史 竹脇無我 勝野洋 梅宮辰夫 藤岡琢也 夏目雅子 池部良 若山富三郎 他

昭和23年。GHQ民政局のチャールズ・L・ケージスは、新内閣を連立内閣とし、総理大臣として民自党幹事長の山崎猛を推した。だが、党長老の奇策や吉田派の巻き返しなどによって政局は混乱を極め、遂に第二次吉田内閣が成立する。やがて吉田茂(森繁久彌)は、勢力拡大の為に議会の解散を決定。翌年の選挙では民自党が圧勝を飾り、以来、吉田派は“吉田学校”と呼ばれて、大量の新議員を送り出していくようになった。そして誕生した第三次吉田内閣で、吉田は平和条約の草案作成の為に、極秘チームを立ち上げるのだが・・・―「net横丁」より抜粋―

昨日は、「第一回京都造形芸術大学映画祭」へ出掛けました。
上映作品は、『TATOO<刺青>あり』と『光の雨』。
監督の高橋伴明監督と、その奥様で『TATOO~』の主演女優である、高橋惠子さんがゲストで来場されました。高橋惠子さん!本当に本当にお綺麗で、遠目からでしたが全ての動作が眩しかったです。司会は林海象監督でしたが、途中高橋惠子さんが高橋伴明監督に質問したり。楽しいトークショーでした^^
映画の感想は、『TATOO~』は面白く、26歳の高橋惠子さんが輝かんばかりに美しくて(感動!)。大胆シーンも多いけど、少しも汚れた感がないのが凄いです。トークショーでの高橋伴明監督の、「女の・・・するとこを見たかった」発言にちょっと共感(笑)。『光の雨』は、楽しい映画とは絶対言えないです。連合赤軍の集団リンチ事件と、劇中劇。こんな表現もあるんだなぁ・・・と、新鮮は新鮮でした。

池部良祭25本目は、戦後の政界が舞台。吉田茂を始めとする政治家達の群像劇です。
26本目、松林宗恵監督の『太平洋の翼』の感想もちょこっと。
映画の前半はモノクロで、日米講和条約調印までの奮闘劇が。後半はカラーで、吉田茂VS三木武吉の政治抗争劇が展開します。・・・が、正直あまりよく知らんのです。吉田茂も、よく聞くには聞く“バカヤロー解散”も。なので、???なとこも多々ありましたが、逆にその分、そうかぁ・・・こういう事があったんだなぁ・・・と、新鮮に楽しんで見れました。
そして、やっぱり一番面白いのは、登場人物のキャラクターと俳優の個性・イメージがカブッている点でしょう。(実在の方々は知りませんので、あくまで登場人物の、ですが)唯一引っ掛かるのは、西郷輝彦の田中角栄くらい??あのダミ声はきっと凄く意識しているんだろうなぁ・・・と思えるんですが、やっぱりねぇ・・・(苦笑)
印象的だったのは、弱りきった芦田伸介とか、高利貸しキャラの藤岡琢也とか、蝶ネクタイが違和感、どう見てもヤクザじゃろ!の梅宮辰夫とか、大きな子供の高橋悦史とか、小さな大人の角野卓造とか。

一番印象的というか見入っちゃったのは、森繁久彌の吉田茂VS若山富三郎の三木武吉の、政界の雌雄を決する闘い!殴り合ったりとかのしり合ったりとか、そういう直接的な決闘じゃないけど、己の存在そのものでぶつかり合うサマは壮絶でした。若山富三郎なんか、え?座頭市!?って見まがうようなシーンもあったし。

その二人の間で四苦八苦するのが、吉田学校”のひとりである池部良の緒方竹虎。

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うんうん、そうだよねぇ。この二人の間に入るのって、色んな意味で池部良じゃないと無理だよねぇ。
今回は猫背って程じゃないけど、常にちょっと前かがみな姿勢だったような。吉田茂に対して一歩下がっていると印象を受けたので、そういうのが狙いでしょうか?意見を言うにも、吉田茂を一旦立ててからって感じでした。あと、髭が新鮮です^^

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「ばかやろう・・・」と失言しちゃって、騒ぎになる議会。緒方竹虎が耳打ちし、すぐ発言を取り消す。が、そこを三木竹吉が見逃す訳もなく、前代未聞の吉田首相への懲罰動議が可決。その後、追い討ちをかけるように内閣不信任決議案が提出される・・・。
そういえば、森繁久彌と池部良って、東宝のセリフ覚えの悪いワースト1、2と呼ばれていたとか。池部良はそんなに大量のセリフを話すシーンはなかったけど、森繁久彌の英語を話すシーンは大丈夫だったのかなぁ・・・と、ちょっと心配になりました^^;

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吉田茂は首相の座に執着し(この物語では、日本の再軍備をなんとしても防ぎたいという思いから)、衆議院解散総を主張するが、緒方竹虎は「政治家として総辞職が筋です」といさめる。吉田茂に「お前は罷免だ!」と怒鳴られ、ただ哀しそうな目をして立ち去る・・・。良いシーンでした。
緒方竹虎は、人格、見識共に党内外から高く評価されていた人物だそうですが、それなりにチャンスもありながら、結局総理大臣にはなれなかったそうです。良くも悪くも、それだけでは駄目な世界なのかもしれません。

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吉田茂の娘・和子、演じる夏目雅子は正に紅一点!でした。ホント美人♪
しかし、彼女のひと睨みで吉田茂は総辞職を決心した、そう思えるような描き方でしたが・・・。それって良いの??(汗)

この物語だけの印象で言うと、政界は本当に特別な空間で、その中だけで事が進んでいる。世論は道具としては使うけど、本当の意味では届いていないのでは・・・と、ちょっと不安になりました。実際がそうだとは思いたくないですが・・・。
そして、この総辞職の後に、緒方竹虎の自由党と鳩山一郎の日本民主党が合併して生まれたのが、自民党(自由民主党)ですね。今現在、揺れに揺れている自民党の誕生はこんな感じだったんですね。良い勉強にもなりました。


『太平洋の翼』(監督/松林宗恵)
太平洋戦争の最中、制空権をアメリカに支配された日本。三船敏郎演じる千田航空参謀は、大本営の特攻攻撃以外に術はないという圧倒的な意見に猛反対し、南方地域に残存するエース・パイロットを集め、新鋭戦闘機“紫電改”を中心とした航空部隊を作り上げる。その活躍と壊滅までの物語です。
エース・パイロットを演じるのは、東宝の若手スター・夏木陽介、加山雄三、佐藤允。それぞれのキャラがちゃんと作られていて、楽しく見れました。佐藤允の部隊なんか、部下に渥美清がいたりして。二人でしっかり喜劇を見せてくれましたが、同時に暑苦しい事この上ないです(笑)。加山雄三がいわゆる若大将キャラではなく、隊長としての厳しさと正さを持ちながら、戦争の科す試練に苦悩する青年でした。こういう役が思いのほか似合いますねぇ。彼の生還をひたすら祈るのが、彼の死んだ部下の姉。演じる星由里子が、良い感じにしっとりとしていて可愛かったです。
夏木陽介は普通に好青年って感じでしたが、西村晃演じる部下が怪しかったです。けど、見た目よりあんまり目立たなかったなぁ。

今回の我がスター☆池部良の出番は、本当にちょこっとでした。うん、それでも良いの。だって、潜水艦の艦長さんだったんですもの~☆あぁ・・・、やっぱり潜望鏡が良く似合うわぁv 夏木陽介の部隊を硫黄島から救助すべく、潜水艦で迎えに・・・。三原少佐って役名なのね。『潜水艦イ-57降伏せず』の河本少佐よりもちょっと余裕があるって感じで、明るく冗談とか言ってました。今回の軍服は紺色でしたが、冬服かな?硫黄島で冬服??
あと、潜水艦のシーンは、『潜水艦イ-57~』から流用の映像が多かったような・・・。特撮は戦闘機がほとんどでしたが、ちょっとミニチュア感があり過ぎって感じでした。それでも、ぼつぼつ楽しかったです♪
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00 : 08 : 25 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
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コメント
--総括!彦祖学校--

weiyangさん、こんにちは!毎日暑いどすなあ~!

「光の雨」なかなかユニークな趣向の映画ですよね。うちの母とかも、事件当時TVにかじりついて、あさま山荘の実況中継を観てたそうです。どんな高尚な理想があるにせよ、暴力はいけませんよねえ。ゆうきなえ&山本太郎が怖かった...むかし好きだった鳥羽潤も出てたのが嬉しかったです(すぐ総括されたけど)。

吉田学校、豪華キャストですね。観たい!森繁先生って、今も御存命でしたっけ?彼の長寿に比べて、夏目雅子は何て薄命だったのでしょう。まさに、美人薄命ですよね。私もヤバいかも~?
『ばかやろう』なんて、『長崎の原爆は正しい』とか『女性は子供を産む機械』とか『アルツハイマーの人でも理解できる』に比べたら、可愛い失言に思えます。
池部良といえば。こないだスカパーでやってた2時間ドラマの再放送に出てました。素敵な紳士でした。
by: 松たけ子 * OGgHy/oY * URL * 2007/08/07 * 12:44 [ 編集] | top↑
--たけ子さん♪--

こんばんは~^^
彦祖学校、入学すればどんな特典があるのかしら?彦校長?と、二人っきりの課外授業とかしたいなぁ♪

『光の雨』、早く終れ・・・と祈りながら見ておりました^^;。色々と面白かったのですが、共感出来ない映画はやっぱり辛い・・・。ゆうきなえ!誰だろ?見た事あるなぁ・・・と凄く引っ掛かってて、最後のエンディングロールを見て、あぁ!と(遅い☆)。恐い役でしたよねぇ。ゆうきなえの浮遊した目が、またキャラに凄くハマってて・・・。鳥羽潤は、唯一の可愛い男子でしたね。月の中でのラブシーンはちょっと笑えましたが^^;

『~吉田学校』、見応えはありましたよ。キャストも題材も骨太で。
ホント、今から思うと「ばかやろう」くらい・・・ですよねぇ。それを見逃さずしっかり潰しに来る辺り、政治の裏側って恐いなぁ・・・と思いました。
森繁先生はご存命かと。夏目雅子は永久に美しいままですね。今生きていたら、どんな女優さんになっていたでしょうね。美人薄命☆お互いにそんな運命は跳ね除けて、太く長く生きて生きましょう!どんな良い男との出会いがあるか分かりませんしね^^
池部良のTVドラマって実は見た事がないので、本気で羨ましいです。素敵な紳士だったんですねv そろそろトットちゃんの部屋に出演するかな?とチェックはしているのですが、森繁先生同様ご高齢だしなぁ・・・。
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/08/08 * 00:44 [ 編集] | top↑
--映画は素晴らしい。--

『光の雨』は、小嶺麗奈が目的で観たことがあります。出番が少ないのですが・・・。
山本太郎が、台本の台詞を言いながら、登場人物の心情を理解しようとしているシーンは良かったと思います。

『TATOO』は、かなり昔にTVで放送しているのを観たことがあります。『東京タワー』と同じで、目立ちがり屋の息子と息子思いの母の話ですね。

林海象は好きな監督です。

ダニエル・シュミットの『書かれた顔』は映画館で観ました。パンフレットでは、蓮実氏との対談が載ってました。シュミット氏は去年なくなってしまいました。残念です。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/08/09 * 21:12 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪--

こんばんは~^^

『光の雨』、山本太郎のそのシーンは凄く良かったです。この映画は、理解するのは難しいという事自体がテーマなんでしょうね。現代の若者がこの事件を知り、何かしら考える。それが監督の狙いなのかな。確かに、まだ頭から離れません。
『TATOO~』も、実際にあった事件を扱った映画ですね。目立ちがり屋の息子を演じた宇崎竜堂は、これが映画初主演なんですね。凄くはまっていました。
『書かれた顔』、監督の追悼上映で見ました。不思議な映画でした。ドキュメントでもなく、ただのインタビューでもなく。他の作品も上映されるそうなので、そちらも見てみたいと思います。

林海象監督は新作のクランクインの一週間前だとかで、かなりお疲れモードでした。この映画祭では、監督の映画も上映されるので楽しみです♪
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/08/09 * 23:24 [ 編集] | top↑
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * * * 2008/11/01 * 14:34 [ 編集] | top↑
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * * * 2008/11/01 * 14:52 [ 編集] | top↑
--映画 小説吉田学校--

小生、昭和28年小学校卒業で、吉田茂の残像がありますが、このビデオ、DVDであらためて戦後の政治ドラマの面白さに嵌り、何度も見まくっています。
by: geronimo * - * URL * 2008/11/01 * 18:00 [ 編集] | top↑
--geronimoさん♪--

初めまして、weiyangと申します。コメント!誠にありがとうございます。
吉田茂は教科書で習ったけど、正直名前くらいしかまともに知りませんでした(恥)。この映画は単純に好きな俳優・池部良さん目当てで見たんですが、本当に多くの事を学びました。素晴らしい映画に出会えたなぁ・・・と感謝しております^^
geronimoさんのサイト(詳しい!)を参考にもっともっと勉強させて頂きますね♪
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/11/01 * 18:23 [ 編集] | top↑
--納得しました。--

>この映画は単純に好きな俳優・池部良さん目当てで見たんですが、・・・・
池部良のいい写真がいっぱいある理由がわかりました。

昭和20年代には、山口淑子(戦前は李香蘭)と「暁の脱走」、杉葉子との「青い山脈」も有名でしたが、いつまでも青年のまま。でも元陸軍中尉。
by: geronimo * G1TjOzfo * URL * 2008/11/02 * 07:38 [ 編集] | top↑
--geronimoさん♪--

こんばんは~!
そうなんです。恥ずかしいくらい池部さんの良い写真ばかりアップしております。

『暁の脱走』、『青い山脈』は、これらがヒットした昭和20年代という時代を感じられる気がします。戦争の傷、新しい時代への光。そういうのが共存した時代なのかなぁ・・・と。
池部さんの著書で陸軍中尉時代のエピソードはいくつか読んでおります。語り口は飄々と軽妙なんですが、今の私には全く想像出来ない世界です。
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/11/02 * 21:31 [ 編集] | top↑
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