全件表示TopRSSAdmin
information


スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

_____________________________________________________________

-- : -- : -- | | page top↑
それでもボクはやってない
2007 / 01 / 22 ( Mon )
20070121120150.jpg

2007年 日本
監督/周防正行
キャスト/加瀬亮 瀬戸朝香 山本耕史 もたいまさこ 役所広司 小日向文世 他

公式HP 

大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ、現行犯逮捕されてしまった金子徹平(加瀬亮)。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川(役所広司)、新米の須藤(瀬戸朝香)の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる・・・―「goo 映画」より抜粋―
日本の痴漢裁判の実態を、風刺的に?映画化したこの作品。
日本での痴漢裁判の有罪率は、99.9%だそうです。これは、罪を認めてしまったケースを含む確率だそうです。が、結局は無罪が認められる事はまずありえない。そんな現状の中で、ひとりの男が痴漢容疑で逮捕されます。彼の主張は無罪、ボクはやってない。

人によっていろんな角度から見れる作品だと思いますが、素直に彼が無罪であるという事を前提に見ると、本当に理不尽。
取調べの際の警察官の心構え?は、「痴漢をやっていると思って取調べないと、落ちるものも落ちない」。
当番弁護士は、「痴漢を認めて、示談金を払った方が良い。裁判で戦うのは、想像以上にツライ」。
検察官は、「早く認めろ。そうすれば、起訴はしない」。
それでも、ボクはやってない。無罪なんだと、男は主張します。
物的証拠調べもろくろくされないまま、男は起訴され、遂に裁判が始まります。その間4ヶ月もの間、男は留置所に拘束されたままです。無罪なのに・・・と思うと、あぁ~なんて理不尽!だけど、その事実はどうにも証明出来ないのです。

留置所の先輩?に、本田博太郎。おそらくホモッ気がある、かなりアブノーマルな人。博太郎、なんでもやるなぁ・・・。でも、良い感じにお茶を濁してくれて。こういうキャラがいると、テーマの重さに圧迫され過ぎなくて良いですね^^

裁判官の心象を良くしようと、男の家族や友達も奮闘します。
その担当の裁判官のポリシー?は、「一番大事なのは、無罪の人を裁かない事」。
が、途中で裁判官が交代。「裁判官の転勤はよくあるから・・・」と弁護士。そして、今までの裁判状況は引き継ぎは書類でのみ。心象云々の努力も、もちろん無駄に。
ひとりの人間を裁く環境が、こんな状況下で!?しかも、よくある!!?見ていて、空恐ろしくなりました。

被害者の女子高生の証言のシーン。
「分かりません」、「覚えていません」といった曖昧な証言が続きます。
でも、捏造していようが覚え違いしていようが、彼女にとってはそれが真実なんでしょう。立場とか時間の経過とかが、真実を歪めてしまったとしても、それはどうしようもないのかもしれません。
このシーンを見ていて、先日見た『羅生門』を思い出しました。あの映画の登場人物らも、誰もが真実を証言していたのかも。ただ、それぞれの立場から、真実が歪んでしまっただけで・・・。

この映画の中で繰り広げられる裁判を見る限り、無罪って証明するのって本当に難しいんだなぁ・・・って思いました。はっきり白黒が付かない。グレイなら、どう裁くのか?無罪?でも、もしかしたら本当はやっているかも。再犯防止や見せしめも兼ねて、有罪??
一介の裁判官が、検察=国が有罪と起訴した被告人を無罪にするっていう事に、抵抗がない訳がない。でも、それって・・・やっぱりおかしい。人が有罪になり罰を受け、社会的にも制裁を受ける。ひとりの人間の人生が狂うかもしれないのに・・・。
と、頭がこんがらがってきました^^;
映画としては、決して難し過ぎるとか見辛いとかはありません。
が、結論がない映画なので、自分の中で答えを出そうと色々考えちゃいます。いまだに答えは出ないですが、それでも考えないではいられない映画でした。

ちなみに、この映画を見に行った一番の理由は、加瀬亮。
『アバウト・ラブ』で見て以来、かなり気になっています。そして、期待通り彼のリキまない演技はやっぱり良かった!映画自体も本当に面白くって。当たり前ですが、今の日本にだって素晴らしい才能が存在するんですよね。それに改めて気付けたのが、本当に嬉しかったです。
役所広司の弁護士振りも良かったですが、小日向文世の裁判官も良かった!演技がなんていうか・・・じわじわと滲み出る感じ?TV画面で見るより、断然良い味が出ていました。
周防正行監督といえば、イー・トンシン監督の『色情男女』の中で、監督の『変態家族 兄貴の嫁さん』が使われていますよね。ベットシーンのカメラワークが素晴らしいとか言われていたような。小津安二郎監督の作品をオマージュしたピンク映画だそうで、熱烈に見たい作品のひとつです。『それでも~』のおかげで、ますます見たくなりました^^

20070122233535.jpg

『アバウト・ラブ』のプレミアかなにかの楽屋裏?チョ~男前なボーリンと、オーラというか生気が全く感じられない(笑)加瀬亮です。
今日の「東京タワー」のボーリンも可愛かったです。「キョウモカワイイネ~ガンバッテネ~」とか。でも、出番ホント一瞬ですねぇ。いい加減、ボーリンだけの為に見るのが辛くなってきたり^^;
スポンサーサイト

_____________________________________________________________

23 : 43 : 47 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
<<レスリー・キー写真展 in大阪 | ホーム | イー・トンシン監督インタビュー>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://19740930.blog57.fc2.com/tb.php/246-cc25f296
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
加瀬亮
加瀬亮加瀬 亮(かせ りょう、1974年11月9日 - )は、神奈川県横浜市出身の俳優。ワシントン州シアトル郊外のベルビューで7歳まで育つ。1993年神奈川県立松陽高等学校 リオの日記【2007/01/26 01:42】
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。