全件表示TopRSSAdmin
information


スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

_____________________________________________________________

-- : -- : -- | | page top↑
惜春鳥
2007 / 03 / 29 ( Thu )
20070327135331.jpg

1959年 日本 松竹
監督/木下恵介
キャスト/佐田啓二 津川雅彦 小坂一也 石浜朗 山本豊三 川津祐介 有馬稲子 十朱幸代 伴淳三郎 笠智衆 他

舞台は、“白虎隊”で有名な会津若松。喫茶バーを経営する愛人の子・牧田康正(津川雅彦)、貧乏士族の三男・手代木浩三(石浜朗)、旅館の息子・峯村卓也(小坂一也)、会津塗り下職の息子で足の悪い馬杉彰(山本豊三)、アルバイトしながら東京の大学に通っている岩垣直治(川津祐介)の5人は、変わらぬ友情を誓い合った中学時代の同級生。岩垣の帰郷で久し振りの再会を果たした5人だったが、それぞれがさまざまな問題を抱えていた・・・―VHSの解説、「goo 映画」より一部抜粋―

どうしても見たかったこの作品、ようやく見ることが叶いました。古い映画中心のちょっとマニアックなレンタル屋へ行ったら、普通に置いてて。普通のレンタル屋と比べるとちょっと割高なんですが、見たい気持ちが勝ってレンタルしちゃいました。他にも見たかったけど近くのレンタル屋には置いてなかった映画を数本借りましたので、徐々に見ていこうと思います。楽しみ♪
以下、名匠の作品に向かって罰当たりとも思える感想となっています。が、それだけ楽しく見たって事です。木下監督、どうぞ許してくださいね^^;
まず、カラー作品だった事に驚きました。勝手にモノクロやと思ってて・・・。
オープニングクレジットが終わったら、またビックリ!だって、いきなり川津祐介の超アップだったんだもの~!舐めるようなアップだったんだもの~!!(大興奮!)
その川津祐介に声を掛けるのが、当時の日本映画界きっての優男・佐田啓二。うわ~男前のツーショットです!川津祐介が佐田啓二に向かって「おじさん」って言うのが可愛いわぁv
と、出だしから私をハイテンションにさせる木下演出ですが、これはまだほんの序の口。地獄の一丁目(?)。本番はこれからです。

事情があって実家に帰りたくない川津祐介演じる岩垣は、友人の峰村の旅館へ。懐かしさから、岩垣は峰村の手を握ります。この握り方も普通やない。両手で覆うように包むって感じ。口では遠慮したり恐縮したりする岩垣を、峰村は旅館の大浴場へ誘います。はい、待ってました!の入浴シーン。男のふたりで楽しそうです。私も、川津祐介のボクシングで鍛えた上半身がとっても楽しい(笑)。川津祐介、絶頂期はB104、W58、H99を維持したそうです。他所様でそうありました。マリリン・モンローと同じだとか・・・。(←かなりリアクションに困る例えです^^;)その入浴現場に、足の悪い友人・馬杉が。「帰ったのか!懐かしいなぁ!」と、岩垣にガバッと抱き付きます。岩垣は勿論全裸・・・。想像を遥かに超える木下演出に、喜び半分唖然半分の私です。この辺りが二丁目。

今回の我がアイドル・川津祐介の役どころは、ズバリ!魔性の男。
地元に帰ってきた理由は、東京で世話になっている家の女中に手を出したから。なんで手を出したかというと、その女中が自分をいじめたから。会津弁を真似して笑ったから。だからぐぅの根も出ないようにしてやりたかった・・・と。(えぇ!?いじめたら手を出してくれるの??そんならいくらでも・・・)岩垣が「最後には、(その女中に)私を捨てないで!と言わせてやった」と言うと、「そんな話は聞きたくない!」と耳を塞ぐ馬杉。・・・ジェラシー??
友人5人の中でも、特に岩垣に友情を感じている峰村、馬杉それぞれに、言葉巧みに金を要求。一瞬戸惑う2人を、「無理ならいいんだ」と可哀想さアピールで泣き落とし。その姿を見て、2人は「絶対金を用意するから」と奔走してくれます。それを尻目にほくそ笑む岩垣・・・。きゃ~v その魔性っぷりにクラクラ~@です!!大学生の役なんで、学ラン着用っていうのもポイント高し。赤いマフラーも◎。三丁目。

が、その魔性も女が相手だと???。岩垣の本性を見破る有馬稲子演じる芸者・みどりからは、「可愛い顔して・・・」とたしなめられます。岩垣は岩垣で、みどりの膝元で寝そべってまま愚痴を言ったりみどりの手を握ったり。その魔性をいかんなく発揮するんですが、みどりには効きません。・・・男にしか効かんのだろうか??
このみどりが、一見サバサバしてて陽気でたまらん魅力的です。酔った時のテンションとか、川端康成の「雪国」の駒子みたいでv “白虎隊”という舞を踊るシーンが何回かあるんですが、勇ましくて良い意味で色気がなくて良かったです。
みどりは、佐田啓二演じるおじさんの恋人。駆け落ちしたものの連れ戻され、ある資産家の囲われ者にされようとしています。
おじさんとみどりの恋の行方も、この映画のメインのひとつです。(いや、こっちが本筋なのかも^^;)おじさんは無職で肺病を患っていて自暴自棄と、なかなかのダメンズぶり。その悲劇の青年を、知的で憂いに満ちたイケメン・佐田啓二が演じる訳ですから、そらも~絵になります!病床で涙を流すシーンがどアップで、しかも結構な時間映されたりと、木下演出もそのイケメンを最大限に有効利用していました。四丁目。
でも、私は佐田啓二ってそんなにツボやないんですけどね、今のところ。

津川雅彦演じる牧田と石浜朗演じる手代木の恋のバトルも。牧田と十朱幸代演じる蓉子とは、相思相愛の仲。だけど、愛人の息子と正妻の養女?というややこしい関係の為、牧田は今ひとつこの恋に積極的になれず。そこへ友人の手代木と蓉子の見合いの話が。見合いをした手代木は、今の貧乏士族の生活への嫌気と蓉子を気に入った事から、結婚を希望するが・・・。なんて、この恋は正直どうでも良いんですが^^;。だってぇ、津川雅彦がラブラブだろうが失恋しようがホントどうでも良いし。石浜朗はギラギラした目が印象的。『白日夢』、『切腹』と最近彼の演技を見ているせいか、嫌いではない俳優さんですが・・・やっぱり今回はどうでも良い。あえて語るなら、十朱幸代はこの作品がデビューだとか。新人ゆえの奔放ぶりと舌っ足らずで、温室育ちっぽさがよく出てました。あと、手代木のお父さん役に笠智衆。相変わらずのセリフ回しが嬉しく、厳格な士族っぽさが出てて良かったです。

この映画は友情の物語です。変わりゆくもの、変わらないもの、変わらないよう願うもの。そういった形のないものの輪郭を、会津若松の美しい風景の中に描いているのだと思います。が、同時にゲイゲイしい。その友情は、非常にゲイゲイしい描写で描かれています。男同士がまるで恋人のように語らいながら隣り合って歩いたり、しょっちゅうボディタッチしたり、恥じる事なく泣いたり。極めつけは、湯船の脇にうつ伏せに寝そべり、頭を突き合わる男ふたり。気だるそうにしゃべるふたりを湯気が包み・・・なんて!なに!?この構図!??開いた口が塞がらん・・・五丁目!!惜しむらくは、その内のひとりが津川雅彦である事。う、嬉しくない~↓↓↓
青年達は普通のビジュアルなので、現代っ子が見てもちっとも萌えないと思います。が、ジャニーズとかでリメイクすれば、あながち視聴率が取れるかもしれません。
スポンサーサイト

_____________________________________________________________

23 : 08 : 10 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「香港国際映画祭」にて『明明』上映 | ホーム | 『明明』の主題歌>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://19740930.blog57.fc2.com/tb.php/295-767eb2d2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。