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関東無宿
2007 / 05 / 26 ( Sat )
20070525220637.jpg

1963年 日本 日活
監督/鈴木清順
キャスト/小林旭 伊藤弘子 平田大三郎 松原智恵子 中原早苗 殿山泰司 伊藤雄之助 安部徹 野呂圭介 他

縄張りを次々に失っていく伊豆組の幹部・鶴田(小林旭)は、組の態勢を立て直そうと懸命になっていた。また、土建の請負仕事の権利を巡って、ライバルである吉田組と一触即発の状態。そんな中、伊豆組の幹分・鉄(野呂圭介)が、吉田組の幹分・ダイヤモンドの冬(平田大三郎)が熱を上げている女・花子(中原早苗)を売り飛ばしてしまう。伊豆組の親分(殿山泰司)にその後始末を命じられ、鶴田は冬の家を訪れるが、そこで、今はイカサマ師・おかるの八(伊藤雄之助)の女房である、かつての女博徒・辰子(伊藤弘子)と再会する・・・―「WOWOW」、「goo 映画」を参考に―

この2週間ほぼ連日WOWOWにて放送されていた、鈴木清順監督特集もとうとう終わってしまいました。録画したまま見ていない作品もありますが、ちょっと寂しい・・・と思いきや。次の特集は、なんと!片岡千恵蔵さんの金田一耕助!!あの怖い怖いと有名な千恵蔵御大の金田一に、遂に会える~!(嬉泣)多羅尾伴内と果たしてどう違うのか、その辺りも気になります。
以下、『関東無宿』と、ちょこちょこっと『俺に賭けた奴ら』、『百万弗の叩き出せ』、『東京流れ者』の感想です。
うわぁ~これ!メッチャ面白くって、しかも、小林旭がメッチャメチャ格好良い!!渋い硬派な着流しヤクザなんですが、たまに一生懸命演じてるって感じが出ちゃってて、そこがまた可愛いくって!
この小林旭を見ていると、脳裏に劇団ひとりがちらちらしたり、片頬で笑う感じがテレンス・インとカブったり(あんなに陶酔はしていないけど・笑)、セリフがなんとなく中村錦之助ちっくに聞こえたり。私の好き要素がちらほら。ちなみに、ウチの母は小林旭はあんまりだそうです。あれ?基本男の趣味は一緒やのにねぇ。
あぁ・・・こんなに格好良いなら、『踏みはずした春』や『青い乳房』等の青春映画も見に行くんだったなぁ。WOWOWの『花と怒涛』は、録画するのうっかり忘れてた・・・(ショック!)。川地民夫の黒マント姿の殺し屋も楽しみだったのに☆
この『関東無宿』では、ところところで口笛を吹いていましたが、それはやっぱり『銀座旋風児(マイトガイ)』の流れなんでしょうか?

銀座旋風児 銀座旋風児
小林旭 (2004/11/21)
日活

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未見なんだけど、このDVDジャケからしてなんか良いなぁv 探偵なのね、ますます良いなぁvv
↑では、先が切れちゃってよく確認出来ませんが、小林旭は手が綺麗!指が長いし爪もつやつやで、手タレ!?ってくらい整った手をしていました。はい。手フェチですもの、見逃しません(笑)

撮ってみたり

清順監督の映画を何本かまとめて見て思うのは、清順監督は“年上の女”がお好き?
『刺青一代』の花ノ本寿といい、『俺に賭けた奴ら』の和田浩冶といい。そして、この『関東無宿』の小林旭といい。年上の女に惹かれたり溺れたりする率が高くない!?
例え可愛い彼女候補がいたとしても、年増の色香にふらふらよろよろ~・・・。
この小林旭も、松原智恵子演じるメッチャ可愛い女子高生?に慕われていて、本人もまんざらやないみたいなんですが。それでも、伊藤弘子演じる人妻に・・・。おそらく最初に会った時に惚れちゃってて、潜在的にずっと思い続けてて、唐突の再会にその思いが止まんなくて。「奥さん、勘弁してください」とか言いながら、谷崎潤一郎の「陰翳禮讚」みたいな、それでいて、ちょっとモダンな雰囲気の中で押し倒すシーンは、濃厚に官能的で文学的でした。
伊藤弘子って演技云々より、持ち前の雰囲気が印象的な女優さんです。あの可愛く病んだ弟・花ノ本寿から、このいぶし銀なお兄いさん・小林旭まで・・・。あぁ!その男心を捕らえて離さない色香、是非分けて欲しいものです。

あと、清順監督は“笑う女”もお好き?
それこそ全部って言って良いくらい、私が見た作品には笑う女がいたような?クスクスやなくて、アハハ!って大爆笑をする女。
この『関東無宿』では、中原早苗がそれでした。家のゴタゴタからなのか、自暴自棄というか破天荒というか。ヤクザに変に興味を持って、美人局の片棒を・・・のつもりが騙されて身売りされ、挙句にヤクザの二号さんに・・・と。どっぷり不幸なはずなんですが、カラッと笑っちゃってます。ドライというか・・・棄ててるんでしょうね、普通の10代の人生を。社会の底辺だろうがなんだろうが、自分の力で生き抜く!見ようによっては頼もしい女性像なのかもしれませんが・・・、やっぱりどこが哀しいです。

怪演といえばこの人!伊藤雄之助が演じるのは、カリスマ的なイカサマ師。小林旭の恋敵でもある訳です。勿論顔じゃ小林旭が絶対勝っているんですが、それ以上の何か、それが逃げられないし怖いって感じでした。あのイカサマは凄いねぇ。これで負けたら、必要以上にメッチャ腹が立つと思います。
その他のベテラン勢や野呂圭介らも、キャラが濃くって。あぁ、こってり。その所為もあって、ますます小林旭が可愛く見えました。基本は渋くて格好良いんですけどね。ショックなニュースに力が抜けてか、思わず壁に背を預けたり。一瞬弱さが垣間見れるのが良いなぁ、ツボでした。

20070526131734.jpg

立ち回りのシーンはやっぱり様式美。『刺青一代』のよりもちょっと大人しめでしたが、舞台のようなセットに、監督の大好きな“赤”が絶妙に効いていました。
そこで、小林旭の刺青が披露。・・・か、可愛い!鞠みたいな絵柄で、色も淡く女性っぽい感じ。『刺青一代』の高橋英樹の九尾の狐もそうでしたが、さすが清順監督!どこかポップ調です。
刺青といえば、途中彫師が彫るシーンがあって。うわ~痛そう☆★☆これを背中から腿、胸から腕に入れるのって、メッチャ痛いやろうし時間が掛かるんだろうなぁ・・・。ホント度胸試し。

『俺に賭けた奴ら』
面白かった!ボクシングシーンは迫力があるし、主人公(和田浩冶)も好感持てるし。年上の女(南田洋子)と関係を持ち、心底惚れられちゃう主人公・・・なのに。結局、最後は若くて可愛いのが良いなんて!あぁ、夢がない!(笑)
川地民夫が良いです。ニヒルって言葉がこんなに似合う人もいませんね。良い意味で胡散臭くて、ラストは結構美味しく締めてて。ラストの手紙といい、正に尖ったナイフのような男でした。

『百万弗を叩き出せ』
主人公を演じるのは、同じく和田浩冶。この人って、笑うと歯並びがちょっとガタガタしているのが覗けて、そこが可愛いって思います。髪型とか演技とかが、どうしても石原裕次郎っぽい。やっぱりこの当時、裕次郎人気は絶対的で凄まじくって、若者達に多大に影響を及ぼしていたんでしょうね。
『俺に賭けた奴ら』よりも、更に“青春の苦さ”みたいなのを感じました。金子信雄と野呂圭介の演技がらしくって、実写版「あしたのジョー」!?ラストのボクシングシーンも更に迫力がありました。

『東京流れ者』
オペレッタ仁侠映画!?ちょくちょく歌うシーンが導入されます。何処で生きても流れ者~♪の歌声に、「あの歌は“不死鳥の哲”だ!奴が来やがった」・・・って、オイオイ☆(笑)シャラララ~シャラララ~♪とバックコーラスから演奏まで、歌だけでなく全てが流れるのが(笑)
実は、この曲が収録されたCDを持っているので、ちょっと久し振りに聞いてみたり。東京流れ者~♪・・・あぁ!頭から離れません!!(困)
主人公を演じるのは、渡哲也。まだどこか幼さが残ってて、ピチピチです。髪型とか演技とか、やっぱりちょっと裕次郎のモノマネっぽいなぁ。水色のスーツ→ベージュのスーツ(ネクタイは茶)→白のスーツ(ネクタイも白!まるで新郎)とお色直しも楽しく、スタイリッシュな画面に映えます。
そして、川地民夫!私もついに、彼が出てくるだけでテンションが上がるようになってきました。殺し屋なんていう、ある意味ファンタジーな役が似合う上に、こんなにも露骨に胡散臭い!も~素敵過ぎます!!「イイオトコネェ」と金髪女が渡哲也にアタックかましていましたが、それをニヒルに見守る川地民夫の方が、ずっとずっとイイオトコネェv (少なくとも、私にはそう映りました^^;)
出だしの陰影のキツいモノクロ映像が印象的。このシーンだけでも、楽しくって仕方がありません!
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22 : 58 : 46 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
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weiyangさん こんばんは 
清順監督特集ご覧になったのですね
小林旭とか 和田浩冶とか。。。なんて懐かしい
未見のものが多くて 興味深深。。。

えーっ!?次は片岡千恵蔵さんの金田一耕助ですって!?
御大待ってましたぁ!!!録画しなくては。。。ピュー

by: usako * dN1wHbUA * URL * 2007/05/28 * 22:16 [ 編集] | top↑
--usakoさん♪--

こんばんは~^^
市川雷蔵から始まった日本映画鑑賞ですが、ようやく清順監督まで辿り着きました。大映や東映の時代劇スター達は勿論素敵なんですが、日活の青春スター達もやっぱり格好良くってv ミーハーに楽しんでおります^^;
清順監督作品も見所がいっぱいで。映像とリズムが独特ですね。どの作品を見ても、どこかに必ず新鮮な驚きがあります。
はい、千恵蔵御大の金田一です!!あの聞き取りにくいこもった低音が聞けますよ~。やっぱり必見ですね♪
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/05/29 * 01:13 [ 編集] | top↑
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