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激動の昭和史 沖縄決戦
2007 / 07 / 03 ( Tue )
激動の昭和史 沖縄決戦 激動の昭和史 沖縄決戦
小林桂樹 (2007/07/27)
東宝

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1971年 日本 東宝
監督/岡本喜八
脚本/新藤兼人
キャスト/小林桂樹 丹波哲郎 仲代達矢 酒井和歌子 大空真弓 川津祐介 田中邦衛 岸田森 加山雄三 池部良 他

太平洋戦争の悲劇は、最後の攻防・沖縄決戦に集約された。昭和19年10月10日、沖縄大空襲。花の町は一瞬にして灰となる。県民の動揺をあおるように、知事は本土へ出張したまま、再び沖縄へは帰って来なかった。昭和20年1月、新知事が着任。民間人も臨戦態勢で米軍の攻撃に備えた・・・―VHSのあらすじを抜粋―

池部良祭・・・はて、何作目やろ??おそらく15本目。今回は、岡本喜八監督の『激動の昭和史 沖縄決戦』です。岡本喜八監督の作品で見ているのは、『独立愚連隊』、『江分利満氏の優雅な生活』、『殺人狂時代』、『座頭市と用心棒』、『ジャズ大名』、『大誘拐』。とにかくテンポが良い監督さんという印象です。今のところ一番好きなのは、『江分利満氏の優雅な生活』。ひとりの男のぼやきから成るシニカル・コメディって感じで、本当に新鮮で面白い映画でした。(見たの大分前なので、よくは覚えていないのですが・・・^^;)
『激動の昭和史 沖縄決戦』は、まずタイトルからして骨太ですねぇ。149分もあるし(途中、『七人の侍』みたく“休憩”が入ります)、変に持久戦にならない事を祈りながらの鑑賞です。
すっごくスピーディーな映画でした。突撃する、作戦会議する、爆弾落とされる、病院へ行く、髭を剃る、また突撃する。とにかく戦闘シーンや爆撃シーン、基地(穴蔵っぽい)の中での作戦会議の繰り返しなんですが、飽きさせる事なく繋がっています。持久戦なんてとんでもないです!(さすがに、あっという間とは言えませんが・・・。前半はちょっと長く感じました)小林清志氏(次元♪)のナレーションで戦局の説明もあるんですが、半分聞き流してても(コラ!)大丈夫でした。

特攻隊や民間人を含めた集団自決等のシーンも、しっかり盛り込んでいます。実際の映像や兵士達の遺書も効果的に使われていて、生々しいリアルさを放っていました。が、その辺りもスピーディーで、頭を一瞬で次のシーンに切り替えなきゃなので、あまり浸っている余裕はなく・・・でした。
そして、こんなに盛り沢山なのに、人物までしっかり描き切っているのが、本当に凄い!沖縄防衛の司令官の小林桂樹と、そのすぐ下の部下である丹波哲郎、仲代達矢以外の人物は、それこそ数シーンのみの出演なんですが、どの登場人物もキャラが立っています。特に個人個人のエピソードがある訳ではなく(田中邦衛はちょっとあったけど)、まして戦火の恋物語が熱く展開する訳でもなく。なのに、誰がどういうキャラで、どういう考えを持っているのか・・・とか。恋物語はないけれど、きっと彼女は彼が好きで・・・とか。そういうのって描き過ぎたら駄目だし、全くなくてもやはり駄目で。匂いで残る程度、そこが絶妙でした。

戦争の激しさも空しさも悲惨さも、全てがハイテンション。なので、そういうのを深く感じる暇はありませんでした。その中で、おばあちゃんが沖縄舞踊みたいなのを踊るシーンが一番堪えたなぁ。
この決戦で、沖縄県民の3分の1が亡くなられたそうですね。その屍の中で生きて抜こうとする少女。ラストは、生命力とか力強さを感じました。

以下、思いっきりミーハー目線で^^;
池部良見たさで見た映画ですが、他にも私の好きな俳優さんが何人か出ておりました。しかも、皆がみんな軍服着用です。テンションが上がらない訳がありません!

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我がアイドル・川津祐介v 航空参謀という事で、自分の部下へ特攻の命令を下さなきゃいけない。戦闘へ出たくても、戦闘機自体がない。なかなか辛い役どころでした。かなりの熱演で、たまに力が入り過ぎてちょっと怖いけど^^;、必死で一生懸命な感じはしっかり伝わりました。会議にも参加させてもらってたので、結構出番が多いのが◎。

20070703151220.jpg

丹波哲郎は参謀長。今回の脱ぎ担当でした。彼だけが、↑のように体自慢をしてくれました。有難い。一見豪放磊落なんだけど、実は結構繊細。仲代達矢に、涙目で「一緒に死んでくれ」と言ったり。うなされながら「お母さん・・・」、それを横で小林桂樹が聞いてたり。ちょっとしたヒロインでした。

20070703151245.jpg

岸田森は軍医。冷ややかでニヒルな印象なんだけど、暖かさも持ち合わせている。にやりと笑った顔が魅力的でした。そこはかとなくセクシーですしねv あの大柄の看護婦とのやり取り、彼の人間性が垣間見れて楽しかったなぁ^^

20070703151255.jpg

我がスター・池部良は海軍少将。海軍だけど、基本ずっと穴蔵にいたような・・・。
一番落ち着いた役でした。(小林桂樹も落ち着いてたけど、彼の場合は構えてたって感じ)セリフがゆっくり間を取ってて、ひと言ひと言噛み締めるよう。それが責任と経験と思想、そういう重みを感じさせてくれます。セリフや行動がちょっと格好良過ぎる感がありましたが・・・、無問題!だって、実際に格好良いんだから~v(好きな男にはとことん甘い)でも、ラストはそれってどうなの??って感じでした。部下や民間人が撃たれまくっている中で、ひとり記録か何か書いてた☆

20070703151308.jpg

煙草をくゆらせる姿の渋い事!こういう仕草ひとつで、キャラクターや心境や状況を匂わせ漂わせる。良いなぁ。そういう点は池部良に限らず、全ての俳優さんが素晴らしかったです。
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