全件表示TopRSSAdmin
information


スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

_____________________________________________________________

-- : -- : -- | | page top↑
直撃地獄拳 大逆転
2007 / 07 / 20 ( Fri )
1974年 日本 東映
監督/石井輝男
キャスト/千葉真一 郷治 佐藤允 中島ゆたか 志穂美悦子 丹波哲郎 池部良 名和宏 他

国際慈善会議名誉会長のザビーネ・カウフマン夫人が日本の身障者の為にと、自家に伝わる宝石類の展示会をする為に来日したが、十億円の保険がかけられている“ファラオの星"が盗まれ、カウフマン夫人の娘が誘拐された。夫人は保険会社会長の衆木(丹波哲郎)に、娘と宝石奪回を依頼した。衆木は元警視総監の嵐山(池部良)に助けを求めた。そこで嵐山は恵美(中島ゆたか)に命じて、祖先ゆずりの甲賀忍法の使い手・甲賀竜一(千葉真一)、自称世界一の金庫破り・桜一郎(郷治)、元警視庁刑事・隼猛(佐藤允)の三人の男を召集させた・・・―「goo 映画」より抜粋―

去年『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』を映画館で見た際、幕と同時に観客から盛大な拍手が送られました。誰が示し合わせた訳でもなく、本当に自然に。心からの感謝と敬意を込めて・・・。そんな愛される鬼才・石井輝男監督と、これまた愛されるアクションスター・千葉真一の黄金タッグもさる事ながら、この作品の個人的なもうひとつの魅力。それは、我がスター・池部良が出てるって事。しかし!タイトルからしても監督からしても、勿論共演者からしても、どう考えても笑撃ムービーであるのは必至・・・。半分恐いモノ見たさでの池部良祭21本目(に換算するのか、自分)、『直撃地獄拳 大逆転』です。って、トニーさんが来日した日にねぇ、なにもこんな感想・・・(苦笑)
それと、中島貞夫監督の『沖縄やくざ戦争』の感想もちょこっと。
これはヤバイって!バカ過ぎ☆メッチャ楽し~♪♪♪声を出して笑っちゃったし、思わず手まで叩いちゃったよ~。録画したVHSは永久保存です、決定!ツメ折っとかなきゃ☆
ノリ的には香港のコメディ映画に近いけど、決定的に違うのはエロへの執着でしょうか?香港映画はどこか遠慮がちに、ためらいながらエロを投入しているって感じだけど、こちらは貪欲なまでに隙あらば。隙がなければ、こじ開けてまでって感じです。乳は外気にさらすモノ、スカートは覗くかめくるモノ。セスナの風圧で、スカートが天井高くめくれるまでは百歩譲って許すけど、ノーパンなのはいかがなもんでしょ?観客の需要の有無は一切問わない、ゴリ押しの力技です。
下ネタというレベルにも達していない、ひと昔前の少年漫画のようなストレート過ぎる(というか、何も考えていない)笑いが随所に。フケ、鼻くそ、おならで笑いを取りに来ます!ある意味チャレンジャー☆消火の際は、勿論ながらの人工アンモニア水です!アンモニアは火傷に効くらしいよ、千葉真一曰く。この大の男達の笑撃の全力疾走・・・、引きどころを逃すとたまらんクセになってしまいます。

物語は、男版チャーリーズ・エンジェルって感じでしょうか?ビジュアルが大変暑苦しい、不快指数の高いエンジェル達ですが・・・。



千葉真一、佐藤允、(暗くてよく分かんないけど)郷治。え!?猿の惑星??なエンジェル達です。でも、ファッションはなかなかにお洒落でした。その辺りはルパンⅢ世っぽい。似合っているとかいないとかは、勿論二の次三の次。

20070719113508.jpg

(まだ分かる)郷治と我がスター☆
池部良の今回の役どころは、いわゆるチャーリーなのね。違うのは、そのナイスミドルなお姿を惜しみなく披露してくれるとこ。「(郷治は)女にモテモテらしい」みたいなセリフに、いや!どう見ても貴方が一番モテるって!!とツッコんだのは私だけじゃないはず。と同時に、我がスターの口から“モテモテ”なんて言葉が聞けて、ちょっと嬉しいやら可笑しいやら^^

20070719114131.jpg

郷治に、自分の警視総監時代の制服で鼻水を拭われて、あわあわする良ちゃんv よくよく考えれば、彼が得意とした(らしい)都会的で知的とされるコメディの数々はまだ見た事がないので、その片鱗が覗けたみたいで嬉しいなぁ♪って、よりによってこの作品でデビューせんでも・・・(苦笑)

20070719115838.jpg

こう見ると、濃いけど結構可愛い顔をしている千葉真一。それをニヤリと眺める我がスター。そのニヤリ顔に過剰の色気が・・・。美人秘書?の中島ゆたかに「おじさま」って呼ばれてて、それが凄くツボでした。似合うなぁ、“おじさま”って呼称。私も呼びた~いv

・・・と、いい加減チャーリーは置いといて☆他にも素敵キャラがいっぱいでした。
丹波哲郎は、も~あからさまに胡散臭かったです。ヅラとサングラスが更に更にいかがわしい。リアルな演技も出来るのに、やろうと思えばどこまでも外せるのが凄いなぁ。
志穂美悦子。これが、あの巷で噂の志穂美悦子か・・・!と感激でした。顔はかなり可愛いのに、アクションのキレも冴まくりで。香港警察なのね~、素晴らしい設定です^^
山城新伍は一人二役で、冴えない下っ端と超キャリアな警察官を快(怪?)演していました。それにしても、あの歌舞伎メイクはなんなんだろ?アイメイクもハイライトもやり過ぎなんだけど、同時に分かり易く面白過ぎです。これだから山城新伍って好き♪
目ン玉とか歯とかレバーとかが大変な、名和宏と安岡力也。リアルとは全く対極にある写実描写です。観客の腹筋に喧嘩売ってます。ホント笑い死にするかと思ったよ☆

ラストのあれは、やっぱり反則ですねぇ。(って、全部が全部反則なんだけれども)石井監督自らの網走番外地シリーズのパロディなんだそうですが、天狗のおじちゃんに鼻水なんぞ垂らせよって!(怒)さすがにちょっとショックだったわよ!
最後の最後まで、地上すれすれの低レベルな笑いで攻めてくれました。とにかく、頭とことんバカにしてから見るべし!です^^


『沖縄やくざ戦争』(監督/中島貞夫)
大好きな貞夫監督×つねぴーこと渡瀬恒彦の黄金タッグです、見逃す訳にはいきません。
とは言っても、主人公は松方弘樹。相変わらず脂ギッシュなんだけど、慕われてるのがなんとなく分かる、そんな男の器で魅せてくれます。
成田三樹夫の見た目はスマートなんだけど、ありえん姑息なやくざと、梅宮辰夫のどっしり構えた浪花の親分!なやくざ振りが秀逸でした。そして、それを喰わんが如しの千葉真一が恐かった。うん、私もこんな人が近くに居たら迷惑だ。「○×、だ~い好き」なんて言っちゃ駄目です!恐い怖い。
それにしても、これまた相変わらずのチンピラやくざ・渡瀬恒彦が、千葉真一を・・・のシーンは凄かったです。ちょっと震えた。あの変な沖縄民謡調の歌が、なんとも無常観を漂わせます。
渡瀬恒彦はいつもの白ブリーフが素敵でしたが、登場シーンのオレンジTシャツに短(ジー)パンも衝撃☆でした。本当に野獣って感じで何も考えてなさそうなんだけど、その単純さがある意味純粋なんでしょうか?千葉真一も大概動物キャラだったけど・・・。そうだ!渡瀬恒彦の兄貴キャラの尾藤イサオが良かったです。見た目通り弱いんだけど、勇気というか変に芯があるって感じでした。
貞夫監督の映画を見て思うのは、人間は所詮動物と突き放しているなぁ・・・と。全ての衝動が動物故の欲求から。渡瀬恒彦のチンピラが女を欲し金を巻き上げ、最後に銃弾の盾にすらしようとする。そこに愛はないの?と思うけど、少なくともこの野獣にはないのが当たり前なんだろうなぁ。松方弘樹とその妻もねぇ・・・、あまりに受け入れたくない愛の形です。
猿山の猿達が死闘の末、最後に一匹の猿が生き残りボス猿になる。人間ならなんで闘うの!?だけど、猿の縄張り争い同様に宿命であり因果である。沖縄とか戦争とか返還とか、そういうのが持つカタルシスをこういう風に描いちゃう貞夫監督はやっぱり凄いです。
スポンサーサイト

_____________________________________________________________

00 : 50 : 26 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<あゝ決戦航空隊 | ホーム | 裏祇園祭>>
コメント
--『映画秘宝』?--

今回の内容は、『映画秘宝』を連想します。私は毎月買ってます。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/07/20 * 22:10 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪--

はい、石井輝男監督自体が正に「映画秘宝」だと思います。ひと昔前なら、テレ東でがんがん放送されてそう。そんな感じです^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/07/21 * 12:06 [ 編集] | top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://19740930.blog57.fc2.com/tb.php/370-01c595a7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。