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昭和残侠伝
2007 / 07 / 29 ( Sun )
昭和残侠伝 昭和残侠伝
高倉健、池部良 他 (2002/07/21)
東映ビデオ

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1965年 日本 東映
監督/佐伯清
キャスト/高倉健 池部良 三田佳子 江原真二郎 松方弘樹 梅宮辰夫 水上竜子 菅原謙二 伊井友三郎 山本麟一 水島道太郎 他

終戦間もないエンコ(浅草の俗称?)浅草。街の復興を目指す老舗のテキ屋の神津組は、羽賀(山本麟一)を頭に闇物資で荒稼ぎする振興やくざ新誠会から執拗な嫌がらせを受けていた。組は二代目源之助親分(伊井友三郎)と代貸・江藤(菅原謙二)の指導の下なんとか理性を保っていたが、その親分が暗殺されてしまう。それから数日、三代目候補の清次(高倉健)が突然復員して来る。跡目を継いだ清次は江藤と共に血気にはやる若い衆(梅宮辰夫、松方弘樹等)を抑え、浅草復興に邁進することを決意するが、新誠会と黒幕・岩佐(水島道太郎)の妨害工作は次第に露骨にエスカレートしていった・・・―「Cinema Scape」より抜粋―

池部良祭24本目『昭和残侠伝』と、23本目『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』。遂にこのシリーズに手を出します!(『~死んで貰います』は既に見ていますが・・・)本数順が逆なのは、見た順に合わせた為です。
やっぱり、シリーズものの第一作は基本外れませんねぇ。第一作のヒットがあったからこそ、シリーズ化されるんですもんね。当然といえば当然なんですが、メッチャ面白かったです!
とにかく物語がどんどん展開してって、これでもか!これでもか!と圧倒され続けました。ホント目が離せません!てんこ盛りの内容(だけど、ちっとも難しくないし、素晴らしくまとまっているのが◎)にちょっと疲れてカウンターを見てみると、まだ全体の半分しか終わっていなかったり(驚)。脚本家が凄いのか?監督が凄いのか?・・・うん、きっと両方が凄いんでしょうね^^

この作品の一番良いところは、池部良が始まってすぐ登場してくれるところ。はい、そこです^^
てっきり着流しかと思いきや、黒スーツに白シャツ!細身のラインが似合い過ぎて、妙にお洒落感のあるヤクザです。足元は下駄だったけど。中盤以降は黒の着流しに白帯で、これまたよく似合ってました。でも、道具は拳銃。ドスじゃないのは、東映任侠映画進出の一本目という事で、会社の方もまだ思い切れていないのかな?
仁義を切るシーンがやっぱり良かったなぁ。なんと言っても一番の見せ場ですもんね♪ゆっくりと噛み締めるように、ひと言ひと言を発します。瞬きひとつしません。昭和初期の古いヤクザってこんな感じだったんだろうなぁ・・・と思わせてくれる、そんな堅さのある仁義でした。実際は、本物さんにかなりダメ出しされながら頑張ってたそうですが・・・。

健さんは、今回は花田秀次郎じゃないんですね。寺島清次って名前でした。三田佳子と相思相愛だったんだけど、ようやく復員して戻ったら、その三田佳子は江原真二郎と結婚してて。源之助親分の遺言で神津組の跡目を継いで、闇ではないまっとうな物資で露店をしようと奮闘する。敵対する新誠会の横槍を、手を出さず知恵と度胸で交わしつつ・・・と、大きな看板を背負って苦労していました。健さんは一匹狼的なイメージがありましたが、こういう上に立つ役も良いですね。頑張ってました^^
腕を撃たれて、その銃弾を池部良演じる風間重吉に抜いてもらうシーンが好きです。それまで張り詰めていた健さんが、痛みに顔を歪めたり声を漏らしたり、珍しく可愛く笑ってくれたりします。ほころぶ三白眼がちょっと不気味だけど^^;、その視線の先には風間重吉の苦み走ったニヤリ顔が・・・。健さんってば羨ましい。

三田佳子は普通に美人なんだけど、正統派じゃないというか。どこか崩れた感じ、まとわり付くねとっした色気が魅力です。別の男と結婚したものの、健さん演じる清次がやはり好きで。「あと半年早く帰って来てくれたら・・・」と思わず本音を。清次に「それは言っちゃいけません」って制されてました。江原真二郎演じる夫も、清次との過去にちゃんと理解があって、ヤクザとしても芯があるって感じでしたしね。
松方弘樹は、まだ僅かに初々しさと可愛いらしさが残っていました。アップの度きらきらしてた。喧嘩っ早くて単純で、義理人情に厚い。ラスト、どうだったけ?多分死んではいなかったような・・・。
梅宮辰夫!池部良の風間重吉を外すと、今回一番格好良い役だったような気がします。水上竜子演じる娼婦を本気で愛してて、「まだ客だと思っているのか?」と優しい言葉を掛けたり体の心配をしてあげたり。金をたかる新誠会のチンピラをのして、賭場で稼いだお金を投げ付けるシーンが、も~格好良くって!浅黒く鍛えた体が、本当に頼もしいって感じで女心をくすぐります。

その娼婦が、実は風間重吉の探していた妹で、名前は美代(ミヨ)。風間重吉が「美代!美代!」ってその名前を呼ぶ度、顔がにやにやしちゃいました。だって、私の本名と響きが似ているので、まるで自分の名前を呼ばれているかのように錯覚出来るんですもの~v まるで軍事教練か何かのように、「馬鹿ッ!」って怒鳴られたりv 良いなぁ、私も頭ごなしに叱って欲しいなぁvv 妹なのが本当に残念です。

ラストの殴り込みのシーンは、かなり作り込んでいました。まるで舞台です。狭い、通り抜けの土間みたいな縦長の空間、ほの暗い灯、破裂した水道管から吹き出る水・・・。とことん作られた様式の中で、血みどろに斬り合います。
このシリーズの健さんの象徴である、唐獅子牡丹の刺青はやはり目を惹きますね。健さんの筋肉質な背中や腕を、濃いピンクの牡丹が生々しく彩ります。健さんの男臭い硬質さと、この刺青の女性的な妖艶さのコラボレーション・・・。たまらんエロいです。
水が降る中、倒れる風間重吉を抱き抱える清次。・・・舞台が整い過ぎです(笑)。この二人の間にあるのは友情じゃなく、お互いの男気を認め合ったという信頼。言葉じゃなく心で会話が出来るというような、そういう絆。お互いをさほど知っている訳じゃないと思うけど、その一瞬の接点が全てで、それが“男が男に惚れる”ってやつなんでしょうか?そういうのって、確かに恋愛感情に似ている気がします。う~ん・・・、任侠の世界はなかなかに奥深いですね。


『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』(監督/佐伯清)
舞台は宇都宮。石切場の縄張り争いを軸に、健さんの花田秀次郎と、訳あって手に掛けたヤクザの親分の妻子との交流の物語。これまた面白かった!健さんとその妻子のやりとりなんか、「沓掛時次郎」好きの私にはたまりません。
この作品の一番悪いところは、池部良の出番が遅いところ。半分過ぎてもまだ出てこない。やっと出てきたと思ったら、え?コサックダンスでも踊るの!?な格好してるし・・・。
今回の池部良の役は、畑中圭吾って名前なのね。・・・なんかピンと来ないなぁ、やっぱり。
健さんといざ勝負って時に、「この人も苦しんでいるんです!」と三田佳子に止められるシーンが印象的でした。三田佳子のすがり付き方が尋常じゃなく、池部良の胸を全身で掻きむしるって感じで。この圭吾は三田佳子が好きだったみたいだし、かなり複雑な心境だろうなぁ・・・と、ちょっとどきどき♪しながら見ておりました。

今回の道行きのシーンは本当に色っぽかったです。雪の中、池部良が健さんに傘を差しに来る・・・。定番中の定番ですね。

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これから死にに行く、お互いにその覚悟を確認し合う、その為の目と目の語らいが続きます。それは本質的には勿論違うけど、端から見る分には恋愛においての色々な確認とあまり変わらない。そこに艶が生まれ、ストイックな男同士だからこその色気が漂うんでしょうね。残念なのは、この世界に酔いしれる前に、「健さん、3秒で良い。頼むから代わって~」と思っちゃた事。まだまだ修行が足りませぬ・・・↓↓↓
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コメント
--もったいない!--

weiyangさん、こんにちは!
「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」はほんと池部さんが登場するのが遅くてビックリです。それにコサックダンス(笑)確かに踊れそうですよね。物語も面白いですし高倉健さんも凄く格好良いんですけど、やっぱり池部さんが見たい!と思ってしまいました。

男2人の相合い傘…見たの初めてですが色っぽくて素敵でしたね♪夜でチラチラ降る雪がまた良くて!何も言わないけれど、お互いの気持ちはわかっている男の友情…でもないような…何でしょうこの不思議な関係は。とにかくたまらん好き♪でした。
もちろん自分も代わってほしい!と思った修行が足りない1人です(笑)

そういえば前に昭和の映画を見ている人達と話す機会があったのですが池部さんが好きと言うと「昭和残侠伝」シリーズは知っていても、「現代人」「雪国」は知らないと言われてビックリしました。確かにこのシリーズも格好良いですけど、若い頃を知らないなんてもったいないですよね~今度DVD貸すから見て!と言いたかったです。
by: natsu * - * URL * 2008/04/21 * 13:10 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

こんばんは~レスが遅くなりました^^;

『~唐獅子牡丹』の池部さん、ホント待ち焦がれさせますよねぇ。出ずっぱり希望(笑)
相合傘の道行き、色っぽいですよね。男同士なのに、むわっと何かが香ります。はい、友情じゃないですよねぇ(笑)。雪の降るちょっと幻想的な夜っていうのが、一層艶めきますしね。また、ふたりの着流し姿が絶品!はぁ・・・池部さんの肩から背中のラインがたまらんちん☆ですよ~(苦笑)
最近『~死んで貰います』を再見したのですが、池部さんの演技、存在感、顔(笑)、全てが本当に素晴らしくて惚れ直しました。natsuさんはこれからでしょうか?真崎先生も小田切も島村も菊森も大好きだけど、私が一番結婚したい!のは、この風間重吉かも。(池部さんの作品を見る度、どれもこれも結婚したいと思いますが^^;)natsuさんにも、またキャッキャしてもらえたら嬉しいです^^

池部さんの風間重吉は、雷蔵さんの眠狂四郎みたなものかもしれませんね。他にもいっぱい素晴らしい作品、役はあるけど、一般的に知名度のある代表作・・・みたいなのは。でも、『現代人』や『雪国』の池部さんを知らないのは、ホントもったいな過ぎですよね。もったいないおばけが出るよ・・・。はい、ぜひ是非!池部さんを沖縄にもどーんと普及してください♪^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/04/22 * 19:26 [ 編集] | top↑
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