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市川雷蔵×市川崑×若尾文子
2007 / 07 / 28 ( Sat )
17日は市川雷蔵の命日という事もあり、京都の映画館では特集上映がありました。それに伴い、『市川崑物語』や増村保造監督作品の上映もあり、久々に私の原点である大映作品を堪能出来ました。
以下、『眠狂四郎 多情剣』、『若親分出獄』、『市川崑物語』、『ぼんち』の感想を。増村保造監督作品は、また後日。
『眠狂四郎 多情剣』(監督/井上昭)
「綺麗ねぇ・・・、あなた綺麗ねぇ・・・」なんて、雷蔵さんの狂四郎以外に言う事は許されません。実際はそんなに・・・だけど^^;、目を潰れます。良いんだ、精神とオーラが綺麗なんだから。(と、自分に言い聞かす)
今回は狂四郎が巻き込まれるのではなく、彼自身が物語の軸。そこがあまり好きじゃないです。うん、脇で傍観してたら、いつの間にか巻き込まれるって展開の方が良いなぁ。
少女に接する時の狂四郎が、その穢れなさに押され気味で良いです。ラストの険しい顔からすーっと柔らかい顔になる、あの表情の移るサマに惚れ惚れします。


『若親分出獄』(監督/池広一夫)
この頃の雷蔵さんの相手役だと、朝岡雪路さんが好きです。お似合いというか、雷蔵さんに対して変に引かず対等な感じがするので。
雷蔵さんの役は、元海軍将校の優等生ヤクザ。若親分です。厳しくて器が大きくて、確かに格好良いんだけど、ラストの殴り込みに納得がいきません。こんな頭の良さそうな人なら、きっと話し合いで決着が付けられるよ。そう思ってしまいます。でも、殴り込み自体は結構ゲリラ戦なので楽しい。池広監督は、場所や道具をしっかり生かした立ち回りを見せてくれるので、そこが好きです。


『市川崑物語』(監督/岩井俊二)


督市川
   崑


↑、ちゃんと出来ているだろうか?(笑)
「日本映画の一観客として、どの監督の作品を一番多く見てゐるか、と訊かれたら、私は躊躇なく市川崑氏と答へる」という三島由紀夫の言葉から始まる、市川崑監督と、その妻であり仕事上のパートナーでもあった、脚本家・和田夏十(なっと)さんへの愛で溢れた映画です。市川崑監督の時代劇映画やディズニー映画、映画という仕事への愛も溢れまくってて、不覚にも泣いてしました。映画を愛している人って大好きだ!と痛感して、そういうのが嬉しくって泣ける。そういう感じです。
スチール写真や作品映像の中に、池部良や市川雷蔵の姿が映るのもたまらなく嬉しいです。
三島由紀夫と同じく(と言うと大層ですが^^;)、私もおそらく崑監督の作品を一番見ている気がします。『犬神家の一族』が与えてくれたトラウマに近い衝撃は、今も忘れません。この『市川崑物語』の中でひとつクイズがあるのですが、真剣に答えたい人は新旧の『犬神家の一族』をもう一度見ておくと良いかも^^
和田夏十さんとの企画?がまだあるそうなので、ぜひ作品に仕上げて披露して欲しいです。長寿の家系(笑)の崑監督、大好きなミッキーマウスのスリッパを履いて、これからも私を楽しませてくださいね!


『ぼんち』(監督/市川崑)
悲喜劇というのは、こういうのを言うのでしょうね。
市川雷蔵VS毛利菊枝+山田五十鈴+若尾文子+京マチ子+越路吹雪+草笛光子+中村玉緒。雷蔵さん、勝てる?(笑)
世の中を上手く渡り合おうと奮闘するボンボン育ちの男と、したたかな女達。華やかな女遊びから戦中の混乱まで。それをシニカルな笑いとモダンな雰囲気でひとまとめにしている。そんな感じで大好きな作品です。
着物が凄いです。女優陣の着物は勿論ですが、主演の市川雷蔵の着物の素晴らしい事といったら!素人目にも、高価そう・・・って思います。若尾文子の芸者がおくうち(漢字でどう書くのだろ?)の挨拶に来るシーンで、雷蔵さんが着ている光沢のある着物が好き。妙に肉感があって良いのです。
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19 : 51 : 38 | トラックバック(1) | コメント(8) | page top↑
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コメント
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weiyangさん、こんにちは~
そう言えば、雷蔵さんは京都のお祭りの日がご命日だと読んだ事がありますが、はて何のお祭りの日だったのでしょう?
特集がかかるなんて、素敵ですね。羨ましいです。

『狂四郎 多情剣』は未見ですが、『ぼんち』は一度だけ観ました。
とても面白かったです。
weiyangさんもお好きな作品なのですね♪
つかみ所がなくて飄々としているのに内心は思いやりもあり、きっちりとけじめを付けるぼんちを雷蔵さんが生き生きと演じて見えて、目を見張りました。
船場の家のしきたりや嫁姑の闘いも恐かったですが、妾たちがしたたかでしたね(笑)
ラスト近く、女たちが勢揃いでお風呂に入ってるシーンが印象深いです。
ぼんちも後腐れが無いところなど、濃い人間模様を存分に楽しめました。
weiyangさんは着物について書いていらっしゃいますね。
すっかり忘れているドジな私なので、是非もう一度見直してみようと思いました。
by: fizz♪ * 0HzTjQFo * URL * 2007/07/31 * 00:46 [ 編集] | top↑
--fizz♪さん♪--

こんばんは~^^
雷蔵さんのご命日は7月17日で、祇園祭の宵山の日です。特集上映は、確かもう15年くらい続けているとか。今年は観客が更に多かったそうで、市川雷蔵の魅力はまだまだ色褪せないようです。なんて、私もファン暦4、5年程度の初心者ですが・・・^^;

『ぼんち』、初見の時はあまり面白いと思わなかったんですが、見る度に好きになります。はい、今では大好きです^^
fizz♪さんのおっしゃる通り、つかみ所がなくて飄々としているんですが、芯は一本通っている。そんなボンボンの中のボンボン=ぼんちを、雷蔵さんが本当に生き生きと演じていますよね。老け役なんか、かなり楽しんでそうです^^。そして、ラストの寂寥感すら漂わせる後姿が素晴らしいなぁ・・・と、見る度感心しております。
妾達、本当にしたたかですよねぇ(笑)。あのお風呂のシーンは凄いですよね、なんか。京マチ子も若尾文子も越路吹雪も、それぞれタイプの違うキャラなんですが、あの空間ではただ丸々肥った女で。それを見て女を思い切る・・・。なんとも明るくシニカルで、だけど深いシーンでしたね。
この映画は、確か男性の着物にも凄くお金が掛かっているそうです。
雷蔵さんが冒頭で着物を着させてもらうシーンで、インに着る着物(正式にはなんていうんでしょ?)の背に竹の絵が入ってて。上の着物を脱がない限り誰も見れない場所なのに・・・と、最初に気付いた時は大変驚きました。これが隠れたお洒落ってやつか!?と(笑)
またご覧になりましたら、ご意見を色々伺わせてくださいませ。楽しみにしております^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/07/31 * 21:25 [ 編集] | top↑
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weiyangさんは本当に良いところにお住みですよね
京都って雷さまの特集を結構やってくれますから羨ましい
今の私には 子供の頃ほどの雷さまへの愛が足りないので
新幹線ですぐなのに京都は遠いなんて言っているわけです(汗)
ボンボンの雷さまって。。。可愛いでしょうねぇ
もう長い事 大画面で雷さま見てません
見たら焼けぼっくいに火が点く事間違いなしでしょう(笑)
今はもうひこだけで手一杯なので 怖くて見れないのが本音(爆)
何時も雷様の話を有難うございます
by: usako * dN1wHbUA * URL * 2007/08/01 * 00:33 [ 編集] | top↑
--usakoさん♪--

こんばんは~。レスが遅くなりまして・・・。
はい、ボンボンの雷さまはと~ってもかわゆうございました^^
雷蔵さんの作品は特集上映されたり、テレビ放送されたりする機会が多いので、新参ファンには有難い限りです。これも、雷蔵さん自身の魅力によるのは勿論ですが、リアルタイムのファンの方々がいっぱい応援して、雷蔵さんの仕事を支えられたお陰だと思います。感謝感謝です(礼)
彦にしてもやっぱりそうで、長年応援されてきたusakoさんのお陰で、出会う前の彦や、未見の作品の彦を知る事が出来ます。本当に嬉しく、有難いなぁ・・・と感謝に尽きません。今後も、彦の、たまに雷蔵さんの事をどうか語ってやってくださいませ^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/08/03 * 22:04 [ 編集] | top↑
--眠狂四郎はスーパーマン--

『眠狂四郎』を観て思うのは、完璧で隙の無い男です。闘えば無敵だし、出てくる人の心を完璧に読んでしまいます。超能力者?
悪人の悪巧みも、全部見ぬいてしまいます。情報はどうやって得ているの?

でもカッコイイですね。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/08/15 * 21:50 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪--

こんばんは!^^
確かに、狂四郎はスーパーですよね。無敵の円月殺法(催眠効果があるというトンデモ振り)がありますし、姿形もホント格好良いvvv
原作では、手となり足となる人達が結構いるので、そういう人達を使って捕物っぽく成立しています。あとは、やっぱり女でしょうか?(笑)
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/08/15 * 22:04 [ 編集] | top↑
--びっくりです!--

weiyangさん、こんにちは♪
狂四郎を追いかけてる自分ですが、先日増村監督の「好色一代男」を見て市川雷蔵さんのイメージがガラガラと崩れました(笑)クールでニヒルもしくは地味な農民な役しか見てなかったので最初はこれは雷蔵さんなの~!?と驚いてましたが、だんだん意識しなくなりました。さすがに歌と踊りでは目が点になりましたが。。。
映画はとっても面白かったですし、雷蔵さんの演技の幅広さを堪能出来ました!若尾文子さんも人形さんのように綺麗でした♪近いうちに感想を書こうと思います。
by: natsu * - * URL * 2007/08/21 * 16:00 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

こんばんは~^^
うふふ~そうなんですよぉ♪雷蔵さんって演技の幅が広いんです。狂四郎のようなチョ~ダンディな色男から、屈折したり苦悩したりする文芸青年、底抜けに明るい侍やヤクザ、商人魂と女で往生するボンボン。それぞれを的確に、市川雷蔵という無二のカラーで魅せてくれます。私が雷蔵さんの映画を見始めた時は、どれが雷蔵さんがすぐに分かりませんでした。(まぁ、そんな間抜けは私くらいだと思いますが^^;)それくらい、毎回毎回演じるキャラが違ってたんです。声でどうにか判別って感じでした。
『好色一代男』をご覧になられたんですね!これは明るい雷蔵さんですね。あまりエロくないのが題材的には難かもですが、可愛くってしたたかな雷蔵さんが堪能出来る一本ですよね。若尾ちゃんも本当に綺麗v そうそう、船越英二さんもかなり変な役で出ていますよねぇ(笑)。natsuさんのご感想を心待ちにしています♪♪
DVD化はしていませんが、機会があれば初期~中期の明朗時代劇なんかも見て欲しいなぁ。雷蔵さんがメッチャ可愛いくって、顔がにやにやしちゃいますよ^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/08/22 * 20:04 [ 編集] | top↑
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市川崑市川 崑(いちかわ こん、1915年11月20日 - )は、三重県出身の映画監督。男性。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History License:GFDL お待たせ!映画ファン「映画監督・評論家編」【2007/09/30 11:32】
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