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昭和残侠伝 血染の唐獅子
2007 / 08 / 11 ( Sat )
昭和残侠伝 血染の唐獅子 昭和残侠伝 血染の唐獅子
高倉健、藤純子 他 (2003/12/05)
東映ビデオ
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1967年 日本 東映
監督/マキノ雅弘
キャスト/高倉健 池部良 藤純子 津川雅彦 山城新伍 牧紀子 水島道太郎 清川虹子 加藤嘉 河津清三郎 天津敏 金子信雄 他

昭和初期。浅草界隈の左官、大工をまとめ信望を一身に集める鳶政(加藤嘉)は、今は病身で、後を継がせるつもりの秀次郎(高倉健)が兵役から戻ってくるのを待っていた。そうした折、東京で博覧会が開かれることになり、その会場が上野に決まった。上野は鳶政の縄張りだったが、博徒の阿久津一家(河津清三郎、天津敏ら)が札束を積んで工事の利権を譲れと言ってきた。鳶政はこれを断るが、心労がたたって急死してしまう。阿久津はそれを機に、市の土木局長・高見沢(金子信雄)と結託し、鳶政傘下の業者を買収してしまった。そんなやり方に、阿久津一家の代貸し・重吉(池部良)は心を痛めていた。重吉は秀次郎とは幼なじみで、その妹・文代(藤純子)は秀次郎と恋仲だった。やがて秀次郎が戻り・・・―「goo 映画」を一部抜粋―

池部良祭28本目『昭和残侠伝 血染の唐獅子』と、27本目『昭和残侠伝 一人狼』の感想です。
まず、オープニングの主題歌の歌詞が、鳶政ヴァージョンだったので驚きました。私が気が付かないだけで、実は毎回変わってたのだろうか?今回だけ??

監督が、佐伯清監督からマキノ雅弘監督へ。佐伯監督の息を吐かせない目まぐるしさも良いですが、マキノ監督の情緒溢れるしっとりした演出もまた良いですね。義理と人情と友情と恋。それらを時代劇のテイストそのままに、昭和初期の下町を舞台に魅せてくれます。

健さんは花田秀次郎、池部良は風間重吉。シリーズ4作目にして、晴れて花風コンビとなりました。パチパチ☆
元々幼なじみ同士って設定なので、いつもより仲が良いです。気心知れてます。劇中の二人の最初のやり取りは、「ちょっと来い」って感じに重吉が秀次郎の袖を引っ張って、行った先の橋の上で懐かしそうに近況等をおしゃべりしていました。この袖を引っ張る仕草が良いです。親しみと妙に幼さがあって、微笑ましくもあります。
健さんの花田秀次郎は、回を増す毎にどんどん格好良くなっていきますねぇ。今回の登場シーンでの軍服姿は、正直ちょっと似合っていなかったけど・・・。とにかく^^;、渋さも男気も増す一方です。それに比例して、元々渋さは兼ね備えている重吉も、更に粋でいなせで色気のある良い男にv 相乗効果。この二人が凄いのは、どちらか一方が三枚目やお笑い担当ではなく、どちら共が二枚目キャラで隙がなく格好良いとこ。それで成り立っちゃっているのがホント凄いです。

藤純子は『~一人狼』に引き続き、池部良の妹役でした。お兄ちゃんっ子で働き者で泣き虫で、秀次郎が一途に好き。可愛い役どころでした。かと言ってきゃんきゃんし過ぎる事がなく、ほど良くしっとりしているのが良いです。

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重吉が、台湾から届いた秀次郎の葉書を見せに来るが、「どうせ兄さん宛なんでしょ。私宛には一度もくれない」と拗ねる藤純子の文代。美人は拗ねようが泣こうが、どんなヘン顔してもやっぱり美人なんだなぁ(羨)

20070811205908.jpg

全編を通して、今回はたわいないやり取りが豊かで楽しい。その他大勢と一緒に、秀次郎や重吉も生き生きと掛け合ったりしてくれます。下町や江戸っ子の風情までも味わえる上に、重吉の満面の笑みや↑のようなとぼけた顔まで拝めて、チョ~得した気分です。

脇が素晴らしく良かったです。みんなが皆キャラが立ってました。
一番目立ってたのは、やっぱり津川雅彦でしょうか。竹という名前でどもる癖があって頭の足りない、でも誰よりも鳶政や秀次郎と文代の事を考えている、優しくて芯のある青年の役でした。赤ふんがセクシー。この当時の津川雅彦は結構好きです。男前だしね。今は・・・(自粛^^;)

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借金の形に、河津清三郎演じる阿久津に正妻になれと脅される、芸者・染次(そめじ)。演じる牧紀子さんは今回初めて知りましたが、これまた美人♪自分が原因で阿久津の手に渡った、鳶政の大切な纒(まとい)を取り返すべく、自ら阿久津の妻に・・・。健さんが染次の丸髷(まるまげ。江戸時代から明治時代の最も代表的な既婚女性の日本髪)を凝視する。それだけで事の成り行きを説明する演出が、粋過ぎます。
あと、その染次が秀次郎を好きだと分かっていながら心底惚れてて、染次を阿久津にやりたくない一心から纏を質屋へ入れた張本人、山城新伍演じる音吉も良かったなぁ。飄々としているんだけど、純粋で一本芯が通ってて。“男”でした。
そうそう、清川虹子も素敵でした。お蔦と主税が引き合いに出る辺り、江戸っ子っぽい。気風の良さに惚れ惚れしますv

クライマックスの道行きは、元々が幼なじみと知った同士なので、いつもの無言の目と目の確認はなく、そこがちょっと物足りなかったかも。その代わり、息の合った掛け合いが拝めました♪
重吉「俺はバカだったよなぁ」
秀次郎「バカも良いとこよ。さ、はっきり声掛けて、親分の命頂こうか」
重吉「いいよぉ」
この後、津川雅彦の竹が刀を渡して、それを抜きざまに二人の着物がはだけて刺青が!思わず、よッ!日本一ッ!!って入れたくなるリズムの良さですv

20070811205935.jpg

刺青を入れない事を条件に、池部良は仁侠映画に出るのを承知したそうですが、今回だけは何故か入っているそうです。もう片側は着物で分かりませんが、右肩にはがっつり入っていますねぇ。池部良自身も入れた経緯をよく覚えていないみたいですが(「映画俳優 池部良」の本人インタビューを参考に)、お陰で露出が多くて眼福v でした^^

ラストがまた良いですねぇ。文代が秀次郎の背にすがり、血染の唐獅子牡丹に着物を掛ける・・・。無言の二人の心の語らいが聞こえるかのようで、じんとしちゃいました。


『昭和残侠伝 一人狼』(監督/佐伯清)

昭和残侠伝 一匹狼 昭和残侠伝 一匹狼
高倉健、池部良 他 (2003/05/21)
東映ビデオ

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シリーズ3作目。舞台は、マグロ漁の盛んな港町。物語は基本いつもと一緒で、マグロ漁へ出る利権を争っての組同士のいざこざに巻き込まれて・・・って感じでした。
出だしが良かったです。俯瞰で、傘を差して歩く着流しの池部良が。向かった警察署の前で、サッと横へ傘を投げ捨てる・・・。何故投げ捨てるかよく分かんないけど、とにかく格好良いぞ!(笑)
今回の特色は、健さんの武井繁次郎にとって、池部良の桂木竜三は親分を殺した敵相手である。出会えば一触即発。そんな緊張感のある関係です。
その二人がお互いに命を賭ける殴り込みは、前2作よりも濃かったです。いつもはボロ雑巾のように絶命している池部良も、今回は健さんのピンチを救い、健さんと藤純子の腕の中で、ひと言ふた言残して息を引き取る。今までになくドラマチックでした。事切れた瞬間に顔が藤純子の方へ向いたのは、当然の事と察しましょう。でも、個人的にはボロ雑巾パターンの方が好きだったり。ごめんねぇ、ツボが変で。
健さんに、「妹だけじゃないらしい。俺も惚れたようだ」と言う池部良。そうか・・・、惚れたのか・・・。そういう事がハッキリ言える、ニヒルで不運な流れ者でした。
池部良と藤純子の兄妹は、美男美女で絵になります。年齢差はなんと28歳!軽く騙された感が残りますが、万年青年だしねぇ、良ちゃんは。良しとしましょう。それにしても、4作目まで女ッ気がなさ過ぎます。健さんの恋物語も良いけど、そろそろ池部良にも艶っぽいエピソードをください!
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コメント
--格好良いですねぇ。。。--

weiyangさん、こんにちは!
「昭和残侠伝 一匹狼」、「~血染の唐獅子」を見ました♪どちらも面白かったです。
「~一匹狼」では若くて綺麗な藤純子さんと兄妹♪(年齢がそんなに離れてたんですか!?)なのが嬉しかったです。あぁ~なんて美男美女なんでしょう。見てるだけで楽しいです。しかも…兄妹で惚れちゃったんですか!それを健さんに言いますか!とビックリですが、めっちゃ格好良かったので痺れましたよ~

「~血染の唐獅子」は池部さんが凄く格好良くてそれだけでウキウキでした♪またもや藤純子さんとの兄妹役♪ですが、それよりも健さんとの友情が良かったです。袖を引っ張っるシーン、これだけで2人の仲がわかるようでした。
最後の殴り込みも格好良かったですね~池部さん、刺青を入れないのが出演条件だったんですか…なるほど。だから肌を露出しなかったのでしょうか?だとするとこの映画は貴重ですね。なので、監督!もっと池部さんを映して下さい!っと思ってしまいました(笑)
by: natsu * - * URL * 2008/04/30 * 13:11 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

こんばんは~おぉ!もうそんなにご覧になられたんですね^^

池部さんのアンタに惚れた宣言(笑)。えぇ!?そうなの!!?(驚)ですが、確かにメッチャ格好良かったですよね。この作品辺りから、ようやく健さんと池部さんのやり取りに酔えるようになった気がします。それでも一瞬、健さん、頼むから変わって~!!と思っちゃいますが^^;

『~血染の唐獅子』は、明るい情緒が良いですよね。秀次郎も冗談みたいなの言うし、重吉も笑ったりとぼけたりするし。藤純子も本当に美人で可愛く、池部さんとだとありえなく美しい兄妹ですしね。
私も袖を引っ張るシーンが印象的でした。その所作一つで、気心の知れた仲の良さがすぅ~っと漂いますね。
はい、池部さんの東映仁侠映画に出る条件は、刺青を入れない、ポスターの写真、クレジットは小さく出す、毎回死ぬ(ちょっと不思議な条件^^;)、だったそうです。その所為でしょうか?池部さんは、仁侠映画の主人公を演じた事はありません。確かに、仁侠映画の主人公は似合わない気がします。脇に徹し、主人公をより生かしつつ、己の存在の渋さ、哀愁も漂わす・・・。良い仕事をしていますよね、池部さん♪
監督!もっと池部さんを映して下さい!・・・ホントにねぇ(苦笑)。この先の作品も、何度も、何度も、本当に何度もそう思いますよ~

あと、メールは明日します。も~!早くメールしたくてうずうずなんですが^^;、今日は帰宅が遅くなっちゃったので↓↓↓もう暫く待ってくださいね^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/04/30 * 23:26 [ 編集] | top↑
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