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昭和残侠伝 唐獅子仁義
2007 / 08 / 19 ( Sun )
昭和残侠伝 唐獅子仁義 昭和残侠伝 唐獅子仁義
高倉健、藤純子 他 (2004/09/21)
東映ビデオ

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1969年 日本 東映
監督/マキノ雅弘
キャスト/高倉健 池部良 藤純子 待田京介 志村喬 山本麟一 河津清三郎 他

昭和の初期。蔵前一家の代貸・花田秀次郎(高倉健)は、雷門一家の親分を斬り、惨殺された親分と仲間の仇を討った。雷門一家の客分・風間重吉(池部良)は、渡世の義理から秀次郎と相対し、末に左腕を落とされてしまう。五年後、刑を終えた秀次郎は、早速一家の生存者達が世話になっている名古屋の石田一家に向った。しかし、雷門一家の追っ手に襲われ、振り払ったものの手を負傷してしまう。そんな秀次郎に手厚い看護をしたのが、芸妓・おるい(藤純子)だった。やがて、秀次郎は小諸の林田一家の代貸・竜平(山本麟一)に匿われたが、この一件は雷門の同族である樺島一家(河津清三郎ら)に知れ、竜平は秀次郎の身代わりになって殺された・・・―「goo 映画」より一部抜粋―

池部良祭32本目です。
幻想的な闇、血まみれの長ドス、黄色の銀杏の葉。ロングショットで、闇に浮かび上がる着流しのヤクザが二人(健さんと池部良)。天からは銀杏の葉が舞い落ちる。尺八の音がむせび泣く・・・。出だしから、凝りまくった様式美が炸裂していました。きゃ~格好良いわぁ♪と思う前に、つい笑っちゃった。さすがにちょっとやり過ぎやろ・・・って^^;

今回の花風コンビは、因縁の仲って感じでしょうか。渡世の義理から二人は斬り合い、秀次郎は重吉の片腕を斬る。五年後再会した時に、その腕は結局落とされた事を知る。片腕を斬り落とした者と、落とされた者。元々私怨があった訳じゃなく、その時に初めて出会った二人だけど、その一瞬からそれこそ切っても切れない仲になる訳です。・・・う~ん、女との仲より深くて濃そう。「俺とアンタの手切れ金だ」的なセリフがあったのですが(どっちのセリフだったかな)、意味深で思わずにんまりでした^^

マキノ監督だからでしょうか?やっぱり情緒と艶、粋なリズムが光ります。
その所為か健さんの秀次郎のキャラも、どこか明るいです。顔に表情があるし(ちょっと可愛いくらい)、セリフの切り替えしも江戸っ子らしくぽんぽんと弾むよう。藤純子の芸者・おるいとのやり取りは、過去の女性経験をちょっと匂わせたりで、なかなか人間らしくて良かったです。
池部良の重吉は、なんか今までで最高に格好良かったです。(まぁ回を重ねる毎にそう思っているので、次回も同じ事を言うかもですが^^;)片腕になり酒に溺れ、いつになくやさぐれてるんだけど、女を泣かす一歩手前で惚れさす。つれなさも、肌に冷たく心地良い!?そんな色男振りがたまりませんでした。セリフが良いですねぇ、また。「おるいは俺のかかあだ。愚痴を言うのも、俺に惚れているからだ」とか、「おるいあっての風間重吉なんです」とか。好きだと言わない男が、自分の知らないところで、ベタ惚れだ!俺のもんだ!ってちゃんと言ってくれてる訳です。女冥利に尽きますが・・・重さん、やっぱりそれは直に伝えなきゃ☆
その羨ましい限りの重吉の女房・おるいを、藤純子。駄目な亭主の代わりに芸者に出て生計を繋いでいる、鉄火な男勝りのお姐さん。しっとりとした艶と女の弱さもあり、もう惚れ惚れv 芸者らしい着物の着方が似合っていました。
こ~んなイイ女の据え膳を食わないなんて!なんて罰当たりな!!と、女の私でも納得がいかないシーンもあったり。当時の東映においてそんなストイックさが嘘臭くないのは、健さんと池部良と、あとは鶴田浩二くらいでしょうか?他はみんな、しっかり食い意地が張ってます(笑)

河津清三郎は、このシリーズでは毎回悪玉ヤクザの親分のような気が。ギラギラとした悪っぷりと時代劇ちっくな重厚さ、そしてちょっと(観客的に)憎み切れない感じが適役ですね。適度に軽くて、なんか安心です。
志村喬は、もうそのキャラからして、人間が大きくって良い人。偉い人って感じですよね。今回も、善玉親分を好演していました。
今回の隠れキャラというか、待田京介の調子の良いヤクザが新鮮でした。待田京介ってちょっと顔が良いけど、結局は普通にチンピラって役ばかり見ていたので、こういう場を明るく濁す役って初めてです。良いですねぇ、結構ハマッていました♪

今回の道行きは、それぞれ別に殴り込む絶対の理由がある。だから、目と目の確認はそんなになかったです。しかし、それに劣らない印象的なシーンが!片腕の重吉が、ドスが手から離れないよう手拭いで固定する。手拭いの一方の端を重吉が口で引き、もう一方を秀次郎が手で引く。手拭いを固く結ぶわずかの間、意味あり気に、しかし無言で視線を合わせる・・・。もぉ~なんなんでしょ?この発想と、徹底した盛り上げ方は!貪欲なまでに、男の色気を追求します。むせ返ります。想像を超えるこれらのシーンに、観客はなすがまま酔わされるのでしょうねぇ。私も酔わされましたとも!やっぱりちょっとやり過ぎ・・・と苦笑しつつ^^;
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コメント
--あら懐かしい--

知らぬ間に池部良祭開催中でしたのね(爆)
この頃の東映って とってもストイックな任侠路線ひた走りでしたよね
3才前からチャンバラ映画見て育った私も このヤクザ路線について行けず
当時花開いてた日活青春映画の方に行ってしまったのです
まあ丁度そんな年頃でしたから そりゃ姐さんとか言うのより
小百合ちゃんが光夫君と手つなぐだけでときめいてた方が やはり気持ちにストレートでしたから(笑)
されにしても池部良さんって品の良い俳優さんで好きでした 
今度久しぶりに見てみます 折角のお祭りですからね
by: usako * dN1wHbUA * URL * 2007/08/19 * 19:50 [ 編集] | top↑
--usakoさん♪--

こんばんは~^^
はい、勝手に池部良祭を開催しております。
時代劇から映画を見始めた私は、正直この手のジャンルが食わず嫌いでした。仁侠映画やら実録ヤクザ路線やら、そういうのに時代劇というジャンルが押されて、良質な時代劇が作りにくくなった、というイメージがあったので。ただ実際に見てみると、やっぱりこれはこれで面白いなぁ・・・と。その時代の若者達を虜にする魅力は、今見ても充分に感じます。日活青春映画はまだあまり見れていないので、そちらも見なくちゃ!です。
池部良さんは、ホント品がありますね。あと、ちょっとデカダンスを感じる俳優さんです。usakoさんもお好きだったとの事で、と~っても嬉しいです^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/08/20 * 18:49 [ 編集] | top↑
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