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昭和残侠伝 人斬り唐獅子
2007 / 08 / 20 ( Mon )
昭和残侠伝 人斬り唐獅子 昭和残侠伝 人斬り唐獅子
高倉健、池部良 他 (2004/10/21)
東映ビデオ

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1969年 日本 東映
監督/山下耕作
キャスト/高倉健 池部良 小山明子 長谷川明夫 夏珠美 大木実 葉山良二 須賀不二男 内田朝雄 片岡千恵蔵 他

花田秀次郎(高倉健)は、七年振りに出所して浅草に帰ってきた。浅草は、皆川一家と東雲一家が争っていた。秀次郎は、兄弟盃を交わした風間重吉(池部良)が代貸を勤めている東雲一家に草鞋を脱ぐ。東雲一家の親分・下河原重蔵(須賀不二男)が、大陸浪人の山村(内田朝雄)にそそのかされて皆川一家の縄張りに手を伸ばし始め、皆川一家の劣勢が目立ってきた。そんな折、皆川一家の実子・誠吾(長谷川明夫)は一人で下河原に斬りかかったが、重吉に押えられる。そして、身柄受け渡しを求めに来た皆川一家の代貸・梶(葉山良二)と共に、激しい私刑を受けた。見かねた秀次郎は仲裁に入るが、その代わりに渡世の義理から皆川一家の親分(大木実)を斬る羽目になる。秀次郎は上野剣一家の剣持(片岡千恵蔵)に後事を託し、浅草を去った・・・―「goo 映画」を一部抜粋―

この土日は外へ出掛けず家で映画を見まくろう!と思っていたら、暑くて暑くて。TV画面を見ながら、昼頃には意識が朦朧・・・。結局あまり見れませんでした。その内の一本は、潜水艦が見たくてレンタルした『クリムゾン・タイド』。大好きな潜水艦が堪能出来たし、映画自体も大変面白かったんですが、新聞見たらWOWOWで放送してた☆しかも見たその日に。民放では『出口のない海』もやったし(整備士の彼が可愛かったv)、潜水艦を見るだけならレンタルしなくて良かったなぁ・・・と、レンタル料がちと惜しまれます。たった数百円なのにねぇ、人間小さいなぁ・・・自分^^;
あと、今週の木曜日にBS2で放送される『レッツゴー!若大将』は、香港とマカオのロケがあるそうで。当時(1967年)の香港やマカオが見れると思うと、内容以上に楽しみです♪(どうせ内容は毎回大差ないから・笑)

以下、池部良祭33本目です。
監督は、このシリーズ唯一の山下耕作監督。山下監督の作品はほとんど見た事がないのですが、中村錦之助主演の『関の弥太っぺ』が面白かったなぁ・・・と記憶しています。三島由紀夫が仁侠映画の最高傑作と謳った(らしい)『博奕打ち 総長賭博』も、その内見たいなぁ。

今までのマキノ監督と比べて、かなり乾いた印象を受けました。映像的にも物語的にも。同じ雨を降らすにしても、マキノ監督がしっとりしとしとなら、山下監督はざざ振り。マキノ監督が任侠の世界を粋で、一種の人情劇として描いているのに対し、山下監督は所詮ヤクザと割り切って描いているって感じでした。物語の設定も、戦時中の遊郭街の縄張り争い。その裏には戦地への慰安婦斡旋なんかもあって、考えようによっては結構重いです。その所為か見ていてちょっとしんどいし、軽快にテンポ良くって感じでもないので、いつもより長く感じました。(105分の作品なので、実際いつもよりは長いのですが)

さて、今回の花風コンビは、ヤクザ渡世で盃を交わした義兄弟の仲です。血よりも濃いってやつですね。特にどちらが上とか下とかなく、同格の兄弟って感じでした。だから秀次郎は、重吉を「風間」って呼び捨てにしてました。秀次郎の恋人の面倒も見切れず、その上組のごたごたに巻き込む。同格にしても、今回の重吉はちょっと頼りない気がしますが・・・^^;
健さんの秀次郎は表情が全くなく、顔の筋肉が固まっているみたいにカチコチでした。前作の『~唐獅子仁義』では喜怒哀楽がそこそこ垣間見れるのですが、今作はホント無表情。小山明子演じる昔の恋人・雅代とのやり取りも、全くもってストイックで乾きまくっていました。小山明子は美人で薄倖な未亡人という雰囲気がたまらないのですが、所詮添え物止まりだし・・・。女の入れない世界が強調されます。
池部良の重吉は、お葬式のシーンでの羽織袴が珍しくて嬉しかった♪・・・じゃなくて^^;、もうちょっと親分を選ぼうよ☆このシリーズを見てて何度か思った事ですが、毎回毎回悪玉親分に付き過ぎです。今回も代貸という親分のすぐ下の、会社で言えば重役なのに、発言権はないし(しても、「うるせぇ、だまってろ!」と一喝される)ないがしろにされ過ぎだし。ラストの道行の為の定石だとは分かっていますが、顔にモノを投げられていたのがさすがに可哀想でした。子分の前だろうがお構いなしで、あれでは代貸の面目が立ちません。あとファン目線で言わせてもらえば、顔は止めて~!です。
そういえば、重吉が額に傷を負わせれるシーンがあったのですが、まず傷の跡だけが付いて。ちょっと間を空けてのシーンで、その傷から血が流れていたのが印象的でした。確かに、実際すぐには血は出ませんよね。その何気なリアリズムがこの手の仁侠映画には珍しく、好感を持ちました。

ちょっとこれって・・・と思ったのが、秀次郎と重吉が二人で小部屋で話しているシーン。秀次郎が、「俺に残っているのは、お前との兄弟盃だけだ。俺はこいつだけは大事にするぜ」と言う。重吉が、「兄弟・・・」と返す。すると、秀次郎がすっと障子を閉め、観客の目には障子の白い紙しか見えません。中の様子がうかがい知れません。え?なんで閉めんの!?一体中で何をしてんの!??よくよく考えたら、庭に咲く花に昔の恋人への想いを馳せ、それを断ち切るといった演出だったのかもですが、「映画俳優 池部良」の作品解説に、演出家の久世光彦氏も勘ぐってむせたらしい事が書かれてて、一安心しました。良かったぁ・・・、私だけじゃないのね、と^^;

オープニングでいつもは最後にクレジットされる池部良の名前が、今回は健さんの次で二番目でした。なんでだろ?と思っていたら、一番最後にそれはそれはビックネームが!東映京都の重鎮!片岡千恵蔵御大!!そらぁ譲らんと☆
千恵蔵さんですし、勿論善玉の大親分。秀次郎を凄く買ってて、二つの敵対する組の間で色々便宜を図っていました。この人のラストが凄いよ、ホント。国定忠治か清水の次郎長かって格好で、特に抵抗する訳でなく串刺しになってた☆なんだそりゃ・・・だけど、久々に御大のド迫力の顔を堪能しました。有難い・・・のかな?^^;

道行では、「生まれた時は別々だが、死ぬ時は一緒のお前という兄弟がいる」といった重吉の新国劇のようなセリフが。死ぬ時は一緒?重吉は死ぬけど、秀次郎は死なないのになぁ・・・と思っていると、あら☆今回は二人共死なないのね(驚)。秀次郎が瀕死の重吉を支える、満身創痍の二人の背中で幕でした。刑務所務めも、二人一緒なら楽しそう?
良いなと思ったのが、秀次郎の背中の刺青。いつもは殴り込み前に露出するって感じでしたが、今回は殴り込み中盤で着物を斬られ、それを脱ぐ結果の露出です。これみよがしじゃないのが、余計格好良いしセクシーでした。
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