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昭和残侠伝 破れ傘
2007 / 09 / 02 ( Sun )
昭和残侠伝 破れ傘 昭和残侠伝 破れ傘
高倉健、北島三郎 他 (2005/01/21)
東映ビデオ

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1972年 日本 東映
監督/佐伯清
キャスト/高倉健 池部良 鶴田浩二 北島三郎 安藤昇 星由里子 山本麟一 待田京介 山城新伍 檀ふみ 他

三年振りに出所した花田秀次郎(高倉健)は、郡山に一家をはる兄弟分の寺津力松(安藤昇)を尋ねた。ところが、丁度その頃寺津組と、同じく郡山に一家を仕切る天神浜との間に抗争が起こり、秀次郎は寺津の助立ちとして寺津組と一緒に天神浜一家へ斬り込んだ。そして、秀次郎の前に天神浜一家の親分も深手を負って倒れた。四年後、その時の恋人・お栄(星由里子)を探して旅を続ける秀次郎は新潟にいた。そこで秀次郎は、晴雨一家の賭場でイカサマを仕組んだ銀二郎(北島三郎)に出会う。晴雨一家の親分・弥三郎(鶴田浩二)に掛け合うも許す事はならないと言われ、秀次郎は自分が代わりに制裁を受けると、ドスで自らの手を刺した・・・―「goo 映画」を一部抜粋―

昨日は、「みんぱく映画祭 映画で出会う華人たち」へ出掛けました。上映作品は、『マクダル・パイナップルパン王子』と『ヤンヤン 夏の想い出』。両作共凄く見たかった作品だったので、電車を乗り継ぎてくてく歩きし、どうにか行って参りました。久々に見たよ、太陽の塔・・・。
『マクダル・パイナップルパン王子』は、とにかく不思議な感覚のアニメーションでした。香港の人ってこういうのが好きなんだぁ・・・と、ちょっと驚いたくらい。解説では、「マクダルは日本のドラえもんやアンパンマンのような、香港の国民的キャラクターです」と。どちらかというと子供向けではなく、マクダルは毒とかカタルシスとか。そういう感覚的な要素が詰まったキャラクターですね。
また、アニメーションによる香港の街並みが素晴らしかったです。見た感じは勿論、あの独特の光も影も匂いも、誇りっぽさも全て再現されていました。と同時に、私があまり見ず考えたりもしなかった、あの風景の裏にある現実。それを強烈に感じました。ラスト辺りは泣いている方も多かったです。
『ヤンヤン~』、これも風景が良かったです。台北と、東京や熱海。それぞれが主張はしないけど、心地良く脳裏に残っています。ひとつの家族を構成する、父親、母親、娘、息子、叔父さん、叔母さん、従兄弟。それぞれが業を抱えながら生きている、それを責める訳でもなく開き直る訳でもなく描いているのが印象的でした。イッセー尾形さんがまた良かったなぁ。たまにふと出る日本語が妙に自然で、耳に凄く心地が良いです。あとは、やっぱりヤンヤンの可愛らしさ。無垢なんだけど、子供らしい罪もある。そんな表情が最高でした。

以下は、池部良祭3本立てです。36本目『昭和残侠伝 破れ傘』、35本目『昭和残侠伝 吼えろ唐獅子』、37本目『ひとひらの雪』。3本共先々週に見たので、記憶違い等があるかも・・・。ご容赦ください。
花風コンビ・健さんと池部良に加え、鶴田浩二に安藤昇に、演歌界からはサブちゃんまで!脇では、待田京介、山城新伍、檀ふみ等がうろちょろ。大小合わせてスター尽くしで、本来なら色々とチカチカしちゃいそうですが、思いのほかよくまとまってて面白かったです。まぁ、その所為で池部良の出番がかなり縮小されているのは否めませんが。それって、私的には大幅にマイナス↓↓↓

今回のヒロイン・お栄には、星由里子。人妻だしいわゆるヒロインではありませんが、『~吼えろ唐獅子』の松原智恵子共々こう呼びたくなります。
秀次郎の元恋人で、現在は風間重吉の女房。美味しいにもほどがある役ですが、どうも秀次郎の事がまだ好きみたい。隙あらば秀次郎の胸に飛び込もうとする辺り、まんま若大将シリーズの澄ちゃんパターンです。青大将・・・じゃない、重吉があまりに不憫です。「女の為にヤクザを辞めた」って、大の男が言ってるのにね。
星由里子は一人二役で、秀次郎がお栄を探している途中で出会った、お栄に似ている女郎も演じていました。この女性と秀次郎のやりとりが良かったです。「他の人を思っているのね。思い出させてあげる」と誘われても、そこはストイック健さんですから勿論手は出さず、なにくれと面倒を見て着物をあげたりしていました。その着物を凄く嬉しそうに合わせているのが、本当に可愛らしく清らかって感じで。途中から全く出て来なかったけど、個人的にはこの二人で幸せになって欲しかったです。

鶴田浩二は義理人情に深い、そらも~男の中の男って感じの親分振りでした。ザブちゃん演じる銀二郎がイカサマ博打をした原因である、遊郭に身を沈めている妹の身請け金を払ったり。渡世の厳しさは絶対だけど、通すものを通せばこの懐の深さ。さすがです。
サブちゃんのヤクザも良かったです。単細胞で調子が良いけど、義理人情にも厚い。恩のある鶴田浩二の親分を刺さなきゃならないってシーンで、丸腰でメッタ刺しにされる・・・。思いがけず震えた!
安藤昇、待田京介、山城新伍。出だしのこの三人が、結構無邪気というか。一生懸命かき集めたお金を、それは誇らしげに香典として包んで持って行く。が、見分不相応と天神浜一家に袋叩きに逢う・・・。この三人がこの時の恨みを糧にし、何をしてものし上がって行こうとする姿勢は、ちょっと分かる気がします。ヤクザなりに純粋だったんだよね、きっと。
また、山本麟一演じる巨悪の権化的親分も、自分の妹を犠牲にしてまでのし上げる事に執着します。どうしようもなくヤクザだけど、その覚悟は中途半端じゃない。何か一本通っています。

今回の花風コンビは先にも書きましたが、一人の女性を挟んで元恋人と現夫の関係です。
直接的に絡むのは基本一瞬でしたが、ちゃんと直接対決もありました。毎度の渡世の義理から、重吉の命を獲らなきゃいけなくなった秀次郎。一対一の斬り合いが展開します。重吉が渾身を込めてドスを横に払う、その瞬間倒れたのは女房のお栄だった・・・。斬り合いを忘れお栄を抱き抱える重吉。「あの人は斬れない」と渡世の義理を曲げて言う秀次郎。・・・う~ん、結局お栄は秀次郎をかばって死んだって事ですよね。重吉は秀次郎との関係を知らないままだったみたいだけど、なんとも複雑だなぁ・・・。

クライマックスの殴り込みは、雪の中。定番の傘を差しての道行きだったと記憶していますが、相合傘ではなかったような・・・。残念☆マキノ監督のような情感溢れるって感じとは違い、やっぱりどこか乾いています。
ラスト、秀次郎が重吉に肩を貸し歩き出す。そのまま二人はフレームアウトし、画面には雪の中に咲く花が・・・。一見明るい感じもするのに、無性に寂しく感じるのは何故でしょう。昭和残侠伝シリーズはこの『~破れ傘』で最後となり、翌年にはあの『仁義なき戦い』が封切られます。池部良にとっても、これが最後の仁侠映画となったそうです。


『昭和残侠伝 吼えろ唐獅子』(監督/佐伯清)

昭和残侠伝 吼えろ唐獅子 昭和残侠伝 吼えろ唐獅子
高倉健、松方弘樹 他 (2005/01/21)
東映ビデオ

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ヤクザ渡世の作法を徹底して描く。例えば、仁義の切り方だとかご飯の食べ方だとか博打の打ち方だとか。そうすると緊張感というか圧迫感というか、そういう任侠の世界の重さみたいなのが強調されます。市川雷蔵の『ひとり狼』にも通じるような、息が詰まりそうなハードボイルドの世界です。
シリーズ第8作目になるこの『~吼えろ唐獅子』ですが、主要キャストのスター化が目立ちます。秀次郎の弟分に松方弘樹、旅先の善玉親分に鶴田浩二。
松方弘樹が悪いんじゃないんですが、健さんとのやりとりが妙に浮いている感じを受けました。情感が漂わない。いわゆるヤクザ映画ならそれで良いと思いますが、このシリーズはやっぱり男同士の情も艶も出ないとなぁ・・・と。健さんと池部良なんか目と目が合うだけで、何かが漂い湿度が上がります。鶴田浩二はその点しっかり情感を漂わせているのですが、なんて言うか・・・。風間重吉の役割を、池部良と二人で折半で演じたって感じでした。池部良はヤクザ上がりの陶芸家の役なんだけど、その所為か出番は本当に少なかったです。ラストショットに至っては、健さんと鶴田浩二のツーショットになっちゃってるし。え?花風コンビは解散??
ヒロインは松原智恵子で、『~破れ傘』の星由里子同様秀次郎の元恋人でした。違うのは、今は重吉じゃなくて鶴田浩二の女房です。いわゆるヤクザの姐さんなんだけど、どこか日活アイドルが抜けていませんでした。・・・うん、顔が可愛過ぎるんだわね。


『ひとひらの雪』(監督/根岸吉太郎)

渡辺淳一のベストセラー小説を映画化。主演は、津川雅彦と秋吉久美子。という訳で、この二人によるダブル不倫の濡れ場が延々と繰り返されます。ある意味リアルなのかもしれないけど、津川雅彦が若い女にモテまくるってどうよ・・・。原作を読んでいないので、この作品がどこまで忠実なのか分かりませんが、不倫の恋に感情移入も出来なければ、喜劇と笑い飛ばす事も出来ず。ただただ津川雅彦の青々した髭の跡にうなだれるばかり・・・。これから3年は津川雅彦を見なくて良いよってくらい、深~く脳裏に焼き付きました↓↓↓
これを見たのは、特別出演している池部良の為!だったんですが、出番は2回。長さにして、1、2分だったと思います。たったこれだけの為に・・・と思うと軽く涙も滲みますが、上品なスーツ姿と着流し姿が拝めたので良しとします。
池部良の役は秋吉久美子の夫で、職業は画廊経営らしい。病気で亡くなった前妻との間に18歳になる娘がいるって設定でした。30歳の時の子供として48歳、40歳の時の子供として58歳。実際いくつの設定の役なのか分かりませんが、今回も10歳くらいはサバ読んでる?
秋吉久美子の不倫を知り、怒りで秋吉久美子の髪の毛をめためたに切るという残虐な一面を持つみたいですが、映像になっていないのでなんとも消化不良。その18歳の娘もなんでか津川雅彦に身を任せようとするし、池部良の役ってよっぽど問題があるのでしょうか?
津川雅彦の役を池部良に演じて欲しいとは思いませんが、池部良ならそれなりにモテるのも納得出来ただろうしなぁ・・・と。そういう感じに気をまぎわらしながら見終えました。決して面白くなかった訳じゃないんですが、深夜に空腹を抱えながら見るにはちと辛かったです。
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