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映画を聴く
2007 / 10 / 10 ( Wed )
先日の東京で見た、『セクシー・サイン 好き好き好き』と『青春ジャズ娘』と、地元の「武満徹―映画音楽の世界」という特集で見た、『心中天網島』と『素晴らしい悪女』の感想です。
『セクシー・サイン 好き好き好き』(監督/島耕二)

見た理由は、タイトルとキャストに惹かれて。いわゆるドタバタラブコメなんでしょうが、フランク永井の主題歌「好き好き好き」がスローテンポの所為か?映画の方も、ちょっと失速気味に感じちゃいました。
川口浩がモテるのは分かります。坊ちゃん坊ちゃんした可愛い顔して、女にも厳しい硬派な性格。うん、そのギャップが良いよね。に反して、主人公の叶順子、野添ひとみ、宮川和子が、本当に救いようのないくらい性悪なんだけど。かといって、性悪なりにお色気で攻撃する訳でもなく、「好き好き好き」と言うだけ。え?セクシー・サインは??
この中の誰かが川口浩と上手くいったら確かにシャクだけど、このラストはラブコメの基本からすると、やっぱりちょっと反則かと。
脇が楽しいかったです。偏屈な画家に、船越英二。この人の恋愛は、結局どうなったんだろ?惚れ薬まで作ったのに、うやむやにされていました。川口浩のおばあちゃんに、北林谷榮。柔道の達人。今回も怪演をかましてくれました。ホッケー部のひとりに、田宮二郎。ホント脇役でした(泣)


『青春ジャズ娘』(監督/松林宗恵)

トランペット・片山明彦をリーダーとするジャズバンドが、大学対抗ジャズ合戦で優勝するも、ドラム・フランキー堺を、悪徳芸能プロダクションの社長・三島雅夫に引き抜かれ、一旦は解散してしまう。そのバンドが奮闘の末、復活するまでの物語です。
全体の半分は音楽シーン。当時の人気歌手やグループを楽しめたら良いのでしょうが、全く分からないので今ひとつ入り込めませんでした。残念↓↓↓
江利チエミが自分自身の役で登場します。未来ある若いバンドの為に、ひと肌脱ぐという役どころ。顔面黒塗りくちびる白塗り(アダモちゃん?)での映画の撮影シーンには、ちょっと驚きましたが、さすが日本映画黄金時代!楽しそうな映画を撮っています^^
トニー谷が結構なネタを披露してくれます。ハエのバレエネタ、私だけが笑ってた(苦笑)
個人的に大喜びだったのが、バンドのピアノに天知茂。一瞬だったけど、鍵盤を叩くシャープな陶酔顔が、か、格好良い!素敵!!彼がもっと目立って弾き語ってくれれば、私はそれだけで満足だったかと思われます。


『心中天網島』(監督/篠田正浩)

原作は近松門左衛門。
出だしに人形浄瑠璃のシーンがあったり、その黒子の頭と篠田監督が演出を電話で相談していたり、人形浄瑠璃の黒子達がそのまま劇中に現れたり、時間が止まったり、美術が凝りまくっていたりと、奇をてらった演出の応酬でした。
主演は、岩下志麻と中村吉右衛門。岩下志麻は人形のような無機質な感じが、確かに美しく印象的でした。しかし、人形浄瑠璃が人形に魂を込め、その情念を捻出するのに対し、このように人間が人形のようになってしまっては、情念とかは感じられないような・・・。中村吉右衛門はその無機質な世界の中で、結構実のある演技をしていたように思います。
黒子の頭は、浜村純。無駄に目立っていたけど、思いのほか意味のない存在だったような・・・。
個人的に好きな題材のはずなのに、今ひとつ盛り上がれませんでした。やはり篠田監督と相性が悪いのか。それとも、“何よりエロス、匂わせるホモセクシャル”という、私の中の勝手なATG作品の条件が満たされなかった所為でしょうか。


『素晴らしい悪女』(監督/恩地日出夫)

面白かった!常に緊張の糸がぴんと張ってる、そんな感じで目が離せませんでした。
原作は石原慎太郎。この人の小説はあまり読んでいませんが^^;、原作の映画は結構好きだなぁ。『狂った果実』とか『乾いた花』とか。
原作の通りなのでしょうか?セリフが微妙に気障なんだけど、映画の中にしっかりこの世界観が出来上がっているので、そんなに気になりません。
悪女・ミカを演じるのは、団令子。丸顔の幼顔でシャープな感じはないけれど、確かに魅惑的。“悪女”の名に恥じません。このアンパン顔と更に巨大なあのアンパン胸になら、騙されても悔いはなさそうです。あの寝ぼけまなこのキュートさの前では、パシリにされても許せます。
勤勉で学生運動にも参加せず、神経質なくらい模範的な優等生なんだけど、一流会社の就職試験に落とされる。そんな青年を、久保明。真面目で傲慢で、凄く適役だったと思います。ミカの自由奔放な生き方に憧れるけど、彼女の目指す自由の、そのあまりに自由故の保証のなさに尻込みをしてしまう。結局はワルに成りきれず、安定という地獄に堕ちてゆく・・・。ラストの、砂利を口に含んだような、なんとも苦々しいやり切れなさは秀逸です。
オープニングがなんだか無性に官能的!手なのにね、ただの。そのバックや劇中で流れる主題歌が、凄く印象的でした。ローラ・・・♪しか歌詞は覚えていませんが^^;、ラテン風味で妙に湿っぽくて◎。歌ってたのは、思いっきりなんちゃって外人だったけど。あと、そうだと言われても今ひとつピンと来ない、若かりし内田裕也も拝めました。
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コメント
--武満徹と映画--

こんなのがあります。

http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E6%BA%80%E5%BE%B9-KAWADE%E9%81%93%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%B8%96/dp/4309740146/ref=sr_1_3/503-5678093-8823901?ie=UTF8&s=books&qid=1192028814&sr=1-3

映画監督・青山真治の対談が掲載されています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%81%AE%E5%BF%AB%E6%A5%BD-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%93%AE%E5%AF%A6-%E9%87%8D%E5%BD%A6/dp/4309474152/ref=sr_1_54/503-5678093-8823901?ie=UTF8&s=books&qid=1192029019&sr=1-54

映画を巡る対談集です。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/10/11 * 00:12 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪--

こんばんは^^
関連本のご紹介、誠にありがとうございます(礼)
そういえば、私が一番最初に映画音楽を意識したのは、スピルバーグ作品のジョン・ウィリアムズ氏でした。その次がウォン・カーファイ監督作品。鈴木清順監督作品で山本直純さんの名前を覚え、『秋津温泉』の林光さんや『しとやかな獣』の池野成さんも印象的だったので、続けて覚えました。武満徹さんは、最近見た『東京裁判』の音楽が怖かったなぁ。あの有名な『ひまわり』のテーマは、それだけに泣けたし。う~ん、映画音楽って深いですね。この辺りも意識して見たら、映画の世界が更に広がりそうです。今はまだ物語を追うのにいっぱいいっぱいで、そんな余裕はありませんが^^;
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/10/11 * 23:00 [ 編集] | top↑
--音楽と映画--

スピルバーグというと、『ジョーズ』の登場シーンや『インディジョーンズ』のテーマ曲が想い浮かびます。

『珈琲時光』は、音楽家を捜す話でした。流れる音楽も良かったです。

ウォン・カーウェイの映画はミュージック・ビデオみたいでカッコイイですね

『西遊記リローデッド』は久石譲さんです。

チャップリンは、サイレント映画が多いですけど、自分で作曲してましたね。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/10/12 * 17:53 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪2--

こんばんは~^^
ホウ・シャオシエン監督といえば、やっぱり『悲情城市』のテーマ曲が印象的でした。S.E.N.Sですよね。シンセサイザーの機械音なのに、あの台湾の風景と共に胸に迫ってきて、泣けます。
あ!久石譲さんを忘れていました。ジブリ作品の音楽も良いですね、大好きです。
チャップリン、自分で作曲してたんですか!(驚)さすが多才ですね。
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/10/13 * 00:18 [ 編集] | top↑
--音楽と映画 2--

『悲情城市」はいいですね。

アニメ作品には、印象的な作品がたくさんあります。『オネアミスの翼:王立宇宙軍』や『カウボーイビバップ』などなど。
菅野よう子さんの音楽素晴らしいです。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/10/13 * 17:37 [ 編集] | top↑
--『オネアミスの翼:王立宇宙軍』の音楽は--

坂本龍一です。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/10/13 * 17:38 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪3--

『オネアミスの翼』はタイトルは知っていますが、見た記憶がありません。当時大変評判でしたよね。「カウボーイビバップ」は見ました。物語も絵も音楽も、大変センスが良いですね。お洒落でした。
アニメの音楽は、子供の時の思い出も絡むので特別です。カラオケじゃ、「北斗の拳」と「セイント星矢」と「シティハンター」は欠かさず歌います^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/10/13 * 21:31 [ 編集] | top↑
--音楽と映画 3--

『オネアミスの翼』は素晴らしいので、オススメです。たぶんレンタルで見れると思います。
『カウボーイビバップ』は映画版もTV版もいいですね。TV版は笑える話も多いです。

あとTVアニメ『プラネテス』もオススメです。

アニメの主題歌は、CDでもよく出ていて、固定客を掴んでいるみたいですね。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/10/14 * 21:32 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪4--

こんばんは!
「カウボーイビバップ」はTV版しか見ておりません。しかも完全版じゃないので(確かTV放送は、話数が全体の半分でしたよね)、その内まとめて見たいなぁ・・・と思いつつ、既に数年が経っております^^;
「プラネテス」、今検索しました。これ、漫画が原作ですよね。本屋で見掛ける漫画の絵が好きで、物語も面白そうだなぁ・・・と思っていました。それにしても、NHKってマニアックだけど良質なアニメを作っていますね。ちとシュールだけど、「おでんくん」や「おじゃる丸」も好きです^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/10/15 * 23:00 [ 編集] | top↑
--NHKアニメ--

NHKアニメでは「十二国記」が丁寧な作りだと思います。『プラネテス』は漫画とかなり印象が違います。比べてみるのは一興かと存じ上げますが。

「カウボーイビバップ」の映画版は、大推薦です。始めての人には映画版から薦めています。とにかくカッコイイ!!!
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2007/10/16 * 00:31 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪5--

「十二国記」、弟が深夜にこっそり見ておりました。三国志っぽいのかな?ちょっと難しそうですが、そこが面白いんでしょうね。
映画版『カウボーイビバップ』、大推薦ですか!『オネアミスの翼』と併せてチェックしたいと思います♪
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/10/16 * 23:03 [ 編集] | top↑
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