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中島貞夫 meets 木枯し紋次郎
2007 / 10 / 13 ( Sat )
まず、香港映画祭のオープニングセレモニーの豪華ゲストが発表になりましたね。ツイ・ハーク監督にリンゴ・ラム監督にジョニー・トー監督に、 ルイス・クーにニコラス・ツェーにショーン・ユーにジェイシー・チャン!きゃ~凄いですね、ホント豪華☆一番反応しちゃったのは、ルイスなんですが。香港の黒い星に会えるのね!嬉しいなぁ^^
それにしても、彦ら『天堂口』メンバーの名前がないですね。上映日に何かしらで来日してくれないでしょうか。『女帝[エンペラー]』で彦迷になった方も多いでしょうし、多くの迷が今年も待ちわびていますよ~!!(とりあえず叫んどく)

「香港映画祭2007」HP


先週と今週の「中島貞夫の邦画指定席」(地元TV局の邦画番組)は、『木枯し紋次郎』と『木枯し紋次郎 関わりござんせん』。プレゼンテーターである中島貞夫監督ご自身の作品です。この番組で貞夫監督の作品が放送されるのって、私が知る限り初めてです。(『序の舞』は放送したかも)他の監督さんの作品を語るのとは、やはり勝手が違うのでしょうか。映画のテーマとかこだわって撮ったシーンとか、語りに熱が入っちゃうのを抑えつつ、でも、やっぱり何処か嬉しそうでした^^
特に印象的だったは、「助監督時代は時代劇ばっかりで。自分が監督になった時は、時代劇はほとんど作られなくなりました。可笑しなもんで、そうなると、無性に時代劇が撮りたくなる。現代劇だと鼻持ちならない気障なセリフが、時代劇だと生きてくる」。うんうん、そうなんですよねぇ。時代劇の気障な言動が生きる、作り込まれたファンタジーの部分に、私も惹かれているような気がします。そのファンタジーの中に、観客をいかに浸らせるか。そこが、監督の手腕の見せ所なんでしょうね。はい、存分に堪能しました♪

以下、『木枯し紋次郎』と『木枯し紋次郎 関わりござんせん』の感想です。
『木枯し紋次郎』

母親の死に水を取ったら自首をする。そう約束交わしたあるやくざの身代わりに島流しに刑を受け、紋次郎は三宅島へ流される。ある日、そのやくざの母親はとっくに死に、そのやくざも今ではやくざの親分と十手持ち、二束の草鞋を履いてのさばっていると聞かされる。何故自首してくれない・・・。紋次郎は払拭出来ない疑心を抱え、島抜けを企てる一味に加わる。三宅島の噴火の夜、どさくさに紛れて島抜けに成功するが・・・。
笹沢佐保の原作「木枯し紋次郎 赦免花は散った」を、中島貞夫テイストをそのままに、エネルギッシュに映画化。紋次郎が何故あそこまで人間不信になり、社会から己を隔離しようとするのか。「あっしには関わりのねぇことでござんす」、紋次郎の決め台詞のルーツを探る。それがテーマだそうです。いやぁ・・・面白かったです!
夜7時~と、思いっきりゴールデンタイムにも関わらず、男は盛る、女も盛る。血飛沫は飛ぶ、手足も飛ぶ。「痛い~、痛い~」と阿鼻叫喚、でございました。一緒に見ていた妹も、「痛!痛!うわぁああ」と顔をしかめていたし、私も、ゴールデンなのに良いのかなぁ・・・これ、と。その内、あれやそれも放送してくれるかもしれません。期待しましょう。
紋次郎を裏切るやくざに、小池朝雄。紋次郎ってば駄目だよぉ、こんな顔を信用しちゃ。裏切り顔ですやん、典型的な。
島抜け仲間に、伊吹吾郎、山本麟一、賀川雪絵、そして渡瀬恒彦v 貞夫監督作品の恒ちゃまは、食うか女かの人生二択。年端もゆかない子供に手を出して島送りなんて、相変わらずの野獣っぷりです。そして、幕切れの呆気なさも相変わらず。合掌する暇もなく、海に捨てられてしまいました。
一人二役の江波杏子。娘っぽい演技が完全に浮いていましたが、それはそれで楽しかったです。やっぱり罪人の女の役の方が、ハマッていたと思いますが・・・。
案の定の裏切り、思い掛けない裏切り・・・。「殺して!」と懇願する女を、「あっしには関わりねぇことでござんす」と冷たく突き放す。この感じ・・・。本当に救われなくってやり切れないんだけど、この感じがいかにも貞夫監督らしいです。好きv


『木枯し紋次郎 関わりござんせん』

↑の『木枯し紋次郎』に比べると、ちょっと中島貞夫テイストは薄まったというか、正統派な時代劇という印象でした。
紋次郎は、貧しい村の貧しい家に生まれ、一度は間引きされそうになるのを、姉に助けられる。その内姉はどこかへ売られてしまうが、肉親である以上に、命の恩人である姉に会いたい一心で、紋次郎は家を出た。やくざになり旅から旅のある日、ある宿場町で出会った一人の女郎。その女郎こそ、生き別れた姉であった・・・。
この姉に、市原悦子。相変わらず泥臭い色気を放出していました。太もも丸出しだけど、あまり有り難味が・・・^^;。貞夫監督は、この姉と紋次郎の関係をこだわって描いたとか。確かに見応えがありました。紋次郎が姉を肉親以上に、命の恩人と絶対的に想っているのに対し、姉は、弟は命を救ってやった自分に逆らえない。自分をこの女郎の身分から救う義務がある。弟に対して、情よりも利用価値を感じています。紋次郎が姉を想う気持ちが報われず、逆に仇になってゆく・・・。辛いなぁ。
姉に裏切りをけし掛けるやくざの親分に、大木実。紋次郎を慕う旅のやくざに、田中邦衛。監督も言ってはりましたが、確かに地味なキャスティングだなぁ(笑)。ただ、田中邦衛は良い役でしたね。唯一紋次郎を裏切らない、彼の為に命を賭ける。邦衛、漢(おとこ)でございました。
ラストはあまりに非情で空しくて、これまた救われないけど、極上のアウトロー時代劇が満喫出来ました。


さて、主役の木枯し紋次郎を演じるのは、菅原文太。細くて小尻で足が長くて、悲しみと憤りを湛えた表情にきゅ~ッとなります。貞夫監督曰く、背が高く足の長い菅原文太に合わせて、合羽は従来より長め、膝下の丈にしたとか。はい、凄くサマになってました。さすが新東宝ハンサムタワーのひとり、メッチャ格好良かった♪中村敦夫の紋次郎も良いけど、個人的にはこちらが好みだなぁ。妹も「この人、メッチャ格好良いな~♪誰?」と言うので(さすが我が妹^^)、私「菅原文太」、妹「え?誰それ??」、私「文太知らんの?『仁義なき闘い』とか・・・」、妹「ジンギ?何それ??」、私「・・・」。5歳の歳の差を痛感しました。

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