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東京池部良祭一日目
2007 / 10 / 27 ( Sat )
今回の東京旅行では、我がスター・池部良の映画が5本も見れました。渋谷~浅草と地下鉄・銀座線の両端の映画館をはしごしたり、かなりタイトなスケジュールでしたが、充実♪満喫♪大満足♪でございました。
それらの感想はRead more...に書きたいと思いますが、まずはこれを見て!!(↓。あ!篠田正浩監督の『乾いた花』を未見の方は、ラストはネタバレなのでご注意を)

「You Tube - 乾いた花」

他所様が紹介されていたのを見て、ガツンと衝撃☆チョ~格好良いんだけど!!思わずサブイボ立ちました、私。
映像は、篠田正浩監督×池部良主演『乾いた花』。(たまにそれ以外の映像も入ります。あれは・・・『黒い十人の女』かな?)編集と音楽は、UNITED FUTURE ORGANIZATION(U.F.O)だそうです。このスタイリッシュでデカダンスな無常観は、えぐるかのよう。たった6分なのにね。これを作られた方、凄いです。そして、個人的にはちょっと苦手意識のある篠田監督ですが、映像センスは本当に素晴らしいですね。改めて感じました。ちっとも古くないのね。あと、池部良のシルエットの美しさと、当時の加賀まりこの幼さと毒が共存する美貌も再確認。今度『乾いた花』を見る時は、無音で見たくなりました。


この東京旅行では、資生堂本社ビルで開催中の「スクリーンの中の銀座」へも出掛けました。当時の女優が華やかに表紙を飾る、資生堂の情報誌?「花椿」や、女優・田中絹代、香川京子の縁の資料。並木座の映写機や、日本映画の宝というべき映画人達の直筆の寄稿原稿やイラストの数々は、見ているだけで時間を忘れます。
池部良関係は、直筆のサイン(イラスト入り)とイラスト(鹿と木?)、印刷された並木座ウィークリー(パンフレット)がありました。直筆サインのイラストは、何か店先のようですが、正直よく分かりませんでした(苦笑)。日付は、“三十八年十一月”だったと記憶しています。
松竹、東宝の懐かしの映画好きの方には、一見の価値ありの展示会かと思います。なんたって無料ですしね♪


以下は、22日に敢行した、東京池部良祭3本立ての感想です。どの作品も既に見た事があるのばかりですが、スクリーンで見る感動はひとしおだったので、しつこくもまた(苦笑)。ちなみに、この日はもう1本見たので、本当に朝から晩まで映画三昧。映画館を3つもはしごしちゃいましたよ^^;
『戦争と平和』(監督/山本薩夫、亀井文夫)

東京国際映画祭「映画が見た東京」、ル・シネマにて鑑賞。
出だしが凄いですよね、これ。中国の女性が涙を流し歌う、メロディが印象的な悲しい歌。特にドラマもなく、それだけでこの戦争の愚かさを描いています。この時の犬の表情がまた良い!聞き惚れているって感じで、目がすっかり糸みたいに細くなっていました。
そして、映像が好きです。美しく宗教的で、デカダンス。顔全体を包帯で覆われた兵士に赤ん坊を見せる妻や、戦車に轢かれて飛び出す馬のはらわた。(スクリーンだと、はらわたから湯気が出ているのが確認出来ます・怖)ぶつぶつと口の中で何かをつぶやきながら、紙を十字架の型に切り抜く狂人。踊り子のアクロバット。リアリズムを通り越して、正直悪趣味です。・・・うん、そこがツボだったり^^;
池部良は、この作品のキャメラマン・宮島義勇を人間的に?好きではないそうですが、改めて唸っちゃいましたよ。この人の映像には。手前の人物を舐めて、奥の人物の目の表情だけを撮ったり。アップの連打に、ロングの美しさ。まぁ確かに、俳優に演技を求めていない感はありますが・・・。
美術も良いですよね。あのアパートの内装といい(花柄の壁紙とか、半分剥がれたキリスト?の壁画とか、吹き抜けの階段とか)、クラブや街角の雰囲気といい、まるで外国の映画のようです。河東安英。よし、名前を覚えておこう。
そして、なんといっても、池部良が美しい!正に“発狂美人”です。発作で胸を掻きむしる、その首を伸ばし苦悩の滲む表情が官能的。加え、旗岸江演じる妻がその首をぽちゃぽちゃの指でさすると、その肌の質感まで伝わってきそうで・・・。
物語も一転二転するので目が離せないのですが、映像ゆえの官能美。それもこの作品の大きな魅力だと、改めて思いました。
来月開催される「TOKYO FILMeX 2007」の山本薩夫監督特集では、ニュープリントが上映されますね。今回のプリントはちょっと雨が降っていましたが(縦に入った傷が雨のよう)、そちらはさぞ綺麗なんでしょうねぇ。ご覧になれる方が羨ましいです。


『昭和残侠伝 唐獅子仁義』(監督/マキノ雅弘)

浅草名画座にて鑑賞。
スクリーンが、場内の広さに比べて小さい。人はかなり入っているけど、ほとんどが中年以上の男性。ふと目をやると、座席のシートに煙草の焼け焦げがある。“場内禁煙”とあるけど、煙草のけむりがくゆる。けむいし煙草臭いし、視界がちょっとガスっています。肝心の映画は、退色しているのは仕方がないとして、たまにブチブチと小刻みに飛ぶのが(苦笑)。
映画を見る環境としてはあまり・・・だけど、映画館を楽しむ環境としては◎、でした^^
今回の池部良の風間重吉は、見た目や言う事は格好良いけど、結構情けないキャラでしたよね。嫁に芸者をさせ、家にほとんど帰らず、ようやく帰ったと思ったら金をせびる。ヤクザの義理より、ためらいなく身内への情を取る。・・・うん、それでも良いの。 「のろけてすまなかったな」のセリフに、胸キュンv でしたから。ラスト、待田京介の背負われていたのが、ちょっとだけ悲しかった。あれ?健さんやないんや・・・、みたいな^^;

20071026235351.jpg


『現代人』(監督/渋谷実)

東京国際映画祭「映画が見た東京」、再びル・シネマにて鑑賞。
やっぱり、池部良と山田五十鈴のやり取りが最高でした。半無理矢理、半同意で押し倒しちゃう時のBGMが、むせび泣くギター?の音色。一見違和感ありそうなのに、凄く自然で合っていました。そういうのに気付けるのが、スクリーン鑑賞の良い所ですね。(え!?普通TV画面でも気付く!??)
そうそう。池部良の小田切が、小林トシ子の泉をお忍び宿みたいな所に連れ込むシーン。帰る、帰さないと取っ組み合っていると、小田切が泉にいきなり・・・。乙女的には(え?)、きゃッ♪なたまらんシーンなんですが、隣の外人さんは、はッ!と思いっきり鼻で笑っていました。・・・うん、まぁね。泉ってば全身の力が抜けちゃうんだもんね、それで。
それにしても、泉と山田五十鈴のマダム。小田切の心は泉のものだけど、体は結局マダムのもの。私ならどっちになりたいだろ??う~ん・・・悩みます。
TV画面で見た時より、今回の方が社会性が強く骨太な作品に思いました。ただ、例のシーンはやっぱり軽いというか。その前のやり取りがコミカルだった分、一瞬展開に乗れません。え!?本当に彼が!??って思っちゃう。この殺伐とした展開には、それなりに実のあるやり取りの方が良かった気がしますが、あのコミカルさも好きなので・・・。う~ん・・・、これも難しいですね。
ラストの、「俺は世界一の幸せ者だ!」とニヤリと笑う小田切。この作品で描かれるアプレという生き方は、あまりに衝動的で短絡的で幼稚で極端な気がしますが、池部良が演じるとそれだけで・・・格好良い!!はい、つまりはそういう事です。
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コメント
--映画三昧したいです。--

またまた、こんにちは!
「乾いた花」の映像…めっちゃ見たいんですが、ネタバレがあるのなら映画を見てから~でも、格好良い池部さんが見たい~と悩んでおります(笑)
DVDでの映画鑑賞もいいんですが、やぱっりスクリーンで見ると感動しますよね♪一度見た映画でも見たくなります!
池部さんの出演している作品はやっぱり置いている所が少なくて…(DVDでしか見れないっていうのも問題だと思うのですが)こういうふうに上映される内地はやっぱりいいですね。一度東京などで映画館をはしごする映画三昧な旅をしてみたいです。

あっでも今週BSで池部さんが出演している「青い山脈」が放送されますね!しっかりチェックしたいと思います。
by: natsu * - * URL * 2007/10/29 * 12:29 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

またまたコメントをありがとうございます^^
↑の『乾いた花』、4分半以降ががっつりネタバレになっております。しかし、これを先に見ちゃうと、本編を見る際に邪魔になるかも。そのくらい完成度の高い、独自の世界観のある映像に仕上がっています。『乾いた花』自体は、一部のアメリカの映画ファンの間ではかなり熱狂的な人気があるそうで、あちらではDVDが発売されています。日本でも早くDVD化になって、natsuさんに是非見て頂きたいなぁ。こんなヤクザは、池部さんにしか演じられません。
東京はさすが日本の首都!(?)色んな映画がいっぱい見れますね。来月だけでも、私が知る限り池部さんが出演する作品が6本くらい上映されるみたいです。(行けなくても、チェックは怠りません^^;)いいなぁ。私も好きな映画はスクリーンで見て更に感動したい人間なので、あちらにお住まいの方が本当に羨ましいです。京都へ出れば結構古い映画の上映があるので、まだ恵まれているのでしょうけど・・・。

『青い山脈』は今週の木金ですね!とにかく若~い(と言っても30過ぎですが)池部さんをご堪能ください。色々語りたいのですが、natsuさんのレビューがアップされたら、またたーんと語りに行きます^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/10/29 * 22:33 [ 編集] | top↑
--いつまでも格好良い♪--

weiyangさん、こんにちは!
映像、見させて頂きました。めちゃ格好良いですね♪6分で「乾いた花」の世界が堪能出来て、また映画が見たくなりました。ほんと全然古くないですし、モノクロってこんなに美しいんだ!と思ってしまいます。

池部さんのCMも見ました!いや~若い!60歳には見えませんね…個人的には40代後半より結構このぐらいが好きかもしれません(笑)とにかく格好良いです♪煙草を吸う姿なんて全然変わりませんね。なんだか「若い人」を思い出しました。また、待っている相手が岸恵子さんなのが良いですよ!昔はこんなふうに普通にテレビで池部さんを見る事が出来たんですねぇ。。。

そうそう!weiyangさんに教えた頂いた池部さんの本を購入♪して、今読んでいますが面白さと池部さんの記憶力にビックリです!改めて凄い人だなぁと思いました。あのルックスでこんな事考えてたの!と笑ってしまったり、この映画にはそんなエピソードがあったのねと感心したり…ますます池部さんのファンになりました。
情報、本当にありがとうございました^^
by: natsu * - * URL * 2008/05/13 * 13:14 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪2--

こんばんは~^^
本当にモノクロって美しいですよねぇ。あと、この映像で再確認したのは、情婦役の原知佐子さんの妖しい美しさ。メッチャ美人じゃないけど、独特の雰囲気がクセになる女優さんです。
私も50代後半以降の池部さんのビジュアルの方が好きです。若い時とはまた違った、完成された美しさがありますよね。ただ、40代後半の池部さんはその美貌が年齢に冒される。と同時に、色気と毒が更に強くなる。その芳香にむせ返ります。・・・うん、やっぱり大好きだわ^^
それにしても、このCM。『早春』のその後だと思うと・・・、こら☆って感じです(笑)。目を瞑って煙草を吸う仕草が、ホント『若い人』っぽいですね。そして、やっぱりセクシーだわぁ・・・(惚)

池部さん、俳優としての賞はないそうですが(も~☆あげてよ!って感じですが^^;)、日本文芸大賞は受賞されています。確かに素晴らしい文才ですよね。情景がありありと目に浮かぶし、ぷぷッと笑えるし、記憶力は本当に凄いし。見た目は凄い二枚目だけど、中身はそうじゃないんだなぁ・・・と。そこがまた魅力的ですよね。数々のエロエピソードも、池部さんだと無邪気で可愛い♪(笑)特に、『早春』の「先生のばか」がお気に入りです♪♪

natsuさんのお役に少しは立てたようで、本当に嬉しいです。池部さんの事、いっぱいいっぱい想っちゃってくださいな。一週間に10日ですもんねぇ・・・^^;、勢いで池部さんが夢に出てきそう(笑)
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/05/13 * 23:16 [ 編集] | top↑
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