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君よ憤怒の河を渉れ
2007 / 11 / 18 ( Sun )
1976年 日本 松竹
監督/佐藤純彌
キャスト/高倉健 原田芳雄 池部良 中野良子 大滝秀治 西村晃 田中邦衛 伊佐山ひろ子 大和田伸也 倍賞美津子 岡田英次 他

東京地検検事・杜丘冬人(高倉健)は、ある日、新宿の雑踏の中で、見知らぬ女(伊佐山ひろ子)から「この人が強盗犯人です!」と騒がれる。水沢恵子と名乗るその女は、警察で「現金20万円とダイヤの指輪を盗まれ、強姦された」と加えて供述した。その場で緊急逮捕された杜丘を、別の男・寺田俊明(田中邦衛)が、「この男にカメラを盗まれた」と。杜丘には全く身に覚えのない事だったが、証拠が揃い過ぎていた。完壁な罠だ。自分の部屋の家宅捜索に伴われた杜丘は、その隙をみて逃亡した。新聞は、“現職検事が凶悪犯"、“社丘検事即日免職"等と書きたてた。杜丘は水沢恵子を捜しに、彼女の郷里である能登へ向かった・・・―「goo 映画」を一部抜粋―

寒いですねぇ。今夜は雪が降りそう・・・。
いつもコメントをありがとうございます!レスは明日させて頂きますね~。

さて、かつて中国全土を熱狂させた(らしい)、『君よ憤怒の河を渉れ』を見て参りました。私の前の中国語の先生(上海出身)も、「一番好きな俳優は高倉健」と言ってましたし、それだけ多くの中国人を夢中にさせたのでしょうね。
とまぁ、そういう興味も勿論あるにはあったのですが、一番この作品を見たかった理由は、やっぱり!池部良が出てるから~v という訳で、これも池部良祭46本目としてカウントです。
「危ない!目の前に恐山が!!」

って、どないな状況やねん!!

と、思わずツッコミたくなる展開が次から次へ。出だしは確かサスペンスだったのに、中盤はなんでもありの冒険活劇。まさかの巨大熊の襲撃は、千葉真一なら投げ飛ばしているな、と(笑)。終盤に至っては、カルトにも片足突っ込んでおりました。
大体サスペンスというのは、もう少し緊迫感が漂わなきゃいけないんだろうけど、それをぶち壊していたのが、あのテーマ曲。画面には、健さんの超シリアスな苦々しい顔が大映し。にも関わらず、その上からピコンピコンピコン♪と妙に明るい鳴り物まがいが、大音響で響きます。緊迫感も雰囲気も何もかも、何処か彼方へ連れ去っていました。
ただ、ここまでツッコミどころが満載だと、逆に楽しい♪♪151分の長丁場も、基本テンションを高くキープしたまま、最後まで見る事が出来ました。

中野良子は、この作品のヒットにより、中国における“日本一の名女優”になったそうです。当時26歳だったようですが、私の目には結構幼く見えました。
その中野良子と健さんのラブシーンは、なんて言うか・・・。おいおい、健さん。それじゃあ、お世話になったお父さん(大滝秀治)に恩に仇なんじゃ・・・、と思っちゃいました。しかも、中野良子の顔ばっかり映すし。盛る健さんって、映画的に、もしくは国民的にタブーなんでしょうか??別に良いけど、ちょっと消化不良だなぁ。
しかし、中野良子が健さんを新宿駅まで迎えに来るシーンは、ええぇえ!??なんだけど、中野良子ってば格好良い!と思っちゃいました。有り得ないけど、愛だよね、愛!って感じで。馬が交差点で横転するのには、「危ない!」と思わず声が出ちゃった^^;
その後の、主任刑事・原田芳雄から健さんをかくまおうとするシーンも、イイ女でしたよね。真っ裸になって止めようとする。しかし、この辺りから、原田芳雄のキャラが変わり始めたような・・・。ドライな感じだったのにね、急に健さんの側に立ち始めるというか。真実を重んじる正義の人っぽくなっちゃっていました。そうなると、途端に嘘臭くなる原田芳雄です。ラストの、正当防衛・・・か?な殺人補助はいかがなもんでしょ??健さんとの、まるで助さん格さんのような罪状陳列もなぁ・・・。まぁ、相手が黄門様(西村晃)なだけに、ちょっと笑えましたが。

他に注目して見ていたのは、やはり!岡田英次です。健さんと並ぶと、かなりの身長差があるのねぇ。
今回の役は、精神病院の院長。きゃ~胡散臭い!妖しい!誰より一番、精神的にいっちゃってそう☆そんな負というか、非現実的なオーラをいかんなく発揮しておりました。終盤、物語にカルト臭が漂ったのは、確実にこの人の所為でしょう。
あとは、倍賞美津子。ホント、とりあえず出たって感じ。特に重要なキャラじゃなかったけど、お約束とばかりに黒の下着姿を披露してくれました。有難い。

そして、何より!三つ揃えのスーツ姿の池部良が、たまらん格好良いぞ!!思っていた以上に出ずっぱりだったので、それだけで大喜び、大満足でした。151分が、も~楽しくって楽しくって。うふふ♪でございました。
黒の皮ベルトの時計、左手薬指の金の指輪、襟の(検事正の?)バッチ、胸のポケットから覗くハンカチ。小物という小物が浮く事なく、ベストな存在感をかもし出しています。煙草をくわえ、軽く見下ろすような角度。スーツの裏地をさっと覗かす、ちょっとした仕草も半端なく洗練されています。池部良が登場する度、きゃ~☆★☆と大興奮でした。うんうん、若い頃の池部さんは勿論好きだけど、50代後半以降の池部さんはまた素敵。まるで毒にでもあたったかのように、私をくらくらと骨抜きにしてくれます。

最初の方に、健さんと池部良と原田芳雄(それと、大和田信也もだったかな?)が車を降りて、揃って歩くシーンがあったのですが・・・、なんか凄かった☆Gメンみたく横一線に並んで(実際は多少前後していましたが)、観客の方(手前)へずんずん!と。スーツでばっちり決めたあの3人がさ、ちょっとドライな画面の中、正面を見据えながら長身を進ませる。もうねぇ、この人達には絶対声を掛けられない。ホント、無理。いかついというのはちょっと違うけど、厳しく男臭いオーラがみなぎっておりました。はぁ・・・v (ため息)

それにしても、折角池部良を使うんだし、演じる検事正をもう少し人格者にしてやっても良かったのでは??すぐ疑う、権力に弱い、体裁を重んじる、好感を得るキャラクターとは言い難かったです。しかし、私的にはこういう役が逆にツボでした。イライラと本をめくったり、指輪をいじったり。そういう神経質っぽい仕草をあえて加味するのが、あぁ・・・池部さんらしいわぁ♪^^ あと、記者会見で基本強気なんだけど、たまにしどろもどろになるのが、激ツボでございました。
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コメント
--面白そうですね!--

weiyangさん、こんばんわ!
「直撃地獄拳 大逆転」録画出来ました。B級カルト映画はあまり見た事がないのですが、香港映画好きなら大丈夫かな?って思ってます。何よりロマンスグレーな池部さんが楽しみです。

高倉健さんは本当に人気があるんですね。考えてみたら「鉄道員」や「単騎、千里を走る。」など最近の映画しか見た事がないので昔の映画も見てみたいです。特に池部さんも出演している昭和残侠伝シリーズを探さなければ!と思いいくつかDVDを発見しました♪近いうちに見ようと思っています。
by: natsu * - * URL * 2007/11/20 * 22:13 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

こんばんは!
『直撃地獄拳 大逆転』。香港映画がお好きならきっとお気に召すのでは・・・と、勝手に思っています。千葉真一さんや佐藤允さん等、大の男が全力で馬鹿やっているのが、とにかく楽しい一本です。あ!ロマンスグレーな池部さんは馬鹿やらないので、どうぞご安心を(笑)

高倉健さんの人気。私の中国語の教科書にも、健さんの名前は出てきます。日本では一種のカリスマですし、中国での人気もきっと凄いのでしょうね。私は逆に、最近の作品を見たいなぁ・・・と思っています。
昭和残侠伝、DVDを発見されましたか!『青い山脈』の高校生がどうすればこうなるのか・・・と思うくらい、とにかく渋い池部さんが堪能出来ます。やくざなんだけど、健さんにしても池部さんにしても品を落とさずストイック。二人共着流しがよく似合いますし、目にも嬉しいシリーズです。
・・・なんて☆まぁ、私は99%池部さんしか見ておりません。御免、健さん☆

池部さん映画のレビューがアップされるのを、心待ちしております♪
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2007/11/21 * 00:08 [ 編集] | top↑
--『君よ憤怒の河を渉れ』--

weiyangさん、こんばんは~。
たった今、『君よ憤怒の河を渉れ』を見終わりました!今までの人生で一番カルトな映画でした・・・。

繁華街に大量の馬を放して騒乱を起こす、なんて誰が考えつくでしょう!そしてあの呑気な音楽!健さん&原田さんはキリリと格好良く、池部さんはイヤミながらも何故か憎めない(小心さが漂ってる・・・)ダンディなおじさまで素敵でしたね!でも私の心に一番響いたのは、田中邦衛さんの廃人演技でした・・・。無言で表情を余り変えずに、あそこまで狂気を演じられる俳優さんってそうそういらっしゃらないと思います。ああ、暫く夢に出てきそう。岡田英次さんも恐かったですねえ。声もよく響く方ですし。お若い頃には真面目な熱血漢を演じていらっしゃった事もあったので感慨深いです。

最近、上川隆也さんが岡田さんのお若い頃に似ているなあと思いました。「猟奇的な彼女」というドラマで、ワッハッハと豪快に笑う上川さんを見た時、『海賊八幡船』の岡田さんと笑顔が同じだ!と思ったのです。岡田さんの方がもっとワイルドですが、美声と知的な風貌も共通しているなあと思いました。
by: むー * - * URL * 2008/04/26 * 00:49 [ 編集] | top↑
--むーさん♪--

こんばんは~ご覧になられましたか!やっぱり、これってカルト臭がぷんぷんしますよねぇ(苦笑)

馬の大暴走in新宿は凄かったですね!個人的にこのシーンは興奮しちゃいました。中野良子、かっこえぇ!と。冷静になると、なんじゃそりゃ!!?ですが^^;
田中邦衛さん、ただでさえ個性がキツイのに、更に更にイッちゃてましたね。ついでに、健さんまでイッちゃって(驚)
池部さんは、おっしゃる通り小心さが透けまくってて、情けないというか・・・。見た目チョ~渋い中年紳士なのに、内面の神経質な小物っぷりに、萌え~v でございました^^
岡田さん!あの浮遊加減が素晴らしかったです。やや変人で不思議キャラなんだけど、劇中で浮かないんですよねぇ。岡田さんのそこが大好きです。それに、声が本当に素敵~♪

上川隆也さん、昔メッチャ好きでしたよ~舞台を見に行ったりしていました。確かに、豪快に笑う顔は岡田さんとカブるかも。声も凄~く良いですしね。『海賊八幡船』をリメイクする際は、新蔵人様は上川さんに是非演じて欲しいです^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/04/26 * 23:14 [ 編集] | top↑
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