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海賊八幡船
2008 / 01 / 25 ( Fri )
1960年 東映
監督/沢島忠
美術/井川徳道
キャスト/大川橋蔵 岡田英次 丘さとみ 桜町弘子 気賀沢光子 田中春男 月形龍之介 進藤英太郎 大河内伝次郎 他 

永禄四年、貿易港堺の船問屋壷屋道休(大河内伝次郎)の息子・鹿門(大川橋蔵)は、廓からの帰途で男達に囲まれ、八幡船(ばはんせん。戦国乱世の頃、船首に八幡題菩薩の旗印をかかげ、瀬戸内海を根城に明国、朝鮮、ルソン、シャムの諸国への交易、通商に雄飛した)の旗頭・佐和山城主礎野丹後守の遺児だと告げられた。道休は丹後守を裏切り、八幡船の一つめくら船を奪った張本人だと。鹿門は信じなかった。八幡船の動きを知った道休は、財宝を淡路丸に積んで脱出を企んだ。しかし、長年父と慕った道休は殺され、鹿門の妹・小静(桜町弘子)を乗せたまま淡路丸は行万不明になった・・・―「goo 映画」を参考に―

お正月に見て、これは面白い!大好きだ!と思った作品の内の一本、『海賊八幡(はばん)船』と、昨年から今までに見た時代劇映画の感想です。
これは、和製海洋スペクタクル映画とでもいいましょうか。タイトルにもある通り、いわゆる海賊映画なので、船上でのアクションあり、大砲を撃ち合う海上戦もあり、その中で芽生える恋もあり。凄~く面白かったです!この娯楽に徹底した面白さは、パイレーツ・オブ・カリビアにも劣らないんじゃないかなぁ。(と言いつつ、肝心のパイレーツ~は未見なのですが^^;)

堺の港町、廓、海賊船や、海賊達が暮らす島、土民達が暮らす南の島など等。海洋スペクタクルの舞台となる場所がそれぞれ、カラー豊かに作り上げられています。盛り沢山感に、更に拍車がかかりますね。美術は、井川徳道さん!情報を頂いた今年のお正月の12時間時代劇は、残念ながら仕事で見れませんでしたが(哀)、やっぱり情緒と遊び心のある井川さんの美術は見応えがありますね。最初の方の、堺の町のシーン。一瞬映る、月夜に照らされる濡れた石畳。確か錦ちゃんの『一心太助』の中にも、こういう場所がありましたね。凄く綺麗で印象的だったので、今回もおぉ~っとテンションが上がりました^^。クライマックスの立ち回り、敵方の衣装がシンドバットか何かのようで驚きました。悪の権化のような進藤英太郎によく似合うんだ、これが(笑)

これを見たかった一番の理由は勿論、岡田英次が出ているから!しかも、かなりワイルドで格好良いと聞いたから!いやぁ・・・ホント、メッチャ格好良かったです。



今回は、いつもの知的ムードを抑えて、本当にワイルド。男臭い。野性味ムンムン、でした。着物の胸元を広く開け、基本生足。袴を履いても、ちらちら生腰~太腿。とにかくワイルド&セクシーな岡田英次が満喫出来る、ファンは必見の一本でしょう。
主人公・鹿門を演じる大川橋蔵と、船上で上になり下になりの取っ組み合い。床に叩き付けられた瞬間、画面いっぱいに岡田さんの赤ふんが。ひゃ~☆思わず拍手打って拝んじゃったよ。
役名は、村上新蔵人。確か、しんくらんど様、と呼ばれていたような・・・。変な、というか、呼びにくい名前だ☆



彼の事を一途に想うのが、元奴隷の少女。顔もちょっと日本人離れしているけど、スタイルがとにかくメッチャ良い~!(驚)
女より海!がモットーの新蔵人様だけど、彼女が絡むとちょっと弱いのが、◎。あと、彼女のおでこにキスするシーンが良かった!あ~んな熱烈ディープなでこちゅー、岡田英次以外にはちょっと出来ません。

・・・と、岡田英次ばかり語っておりますが、大川橋蔵もメッチャ格好良かったです!美丈夫だけど、男らしく骨太。今まで見た橋蔵さんの作品だと、加藤泰監督の『幕末残酷物語』が一番でしたが、同じくらい好き!と思える作品に出会えました。葵新吾に代表されるような、美剣士・橋蔵も勿論素敵ですが、男臭さ漂う橋蔵さんも良いですよね。
あ!あと、田中春男の中堅海賊も良かったなぁ。可笑しみがあって、ここぞ!という時に、良い働きをしてました。


『大菩薩峠』(監督/岡本喜八)

今までに千恵蔵版、雷蔵版を見ていますが、初めて、結構面白いなぁ・・・と思いました。いえ、今までの作品が面白くなかった訳ではないのですが、どうしても入り込めず↓↓↓。時代劇史上最も難解なのでは??な「大菩薩峠」の世界観に、ようやく慣れた所為かもしれません。
仲代達矢の机龍之介は、思ってたより全然イッてなかったです。姿はやはり美しいし、客観的にですが見入れました。新珠三千代の机龍之介の妻・お浜も、そんなに悪妻には見えず。悪態を付くのも、龍之介を夫と慕っているからこそ・・・と、女らしい一途な愛情も感じました。
あ!そうそう、机龍之介を敵と狙う、宇津木兵馬は加山雄三でした。隙のない健全さはさすがですが、私はやっぱり千恵蔵版の中村錦之助の兵馬が一番好きだなぁ。だって、とにかく可愛いんですもの~v


『士魂魔道 大龍巻』(監督/稲垣浩)

物語は、大阪夏の陣の戦いで、九死に一生を得た豊臣方の3人の若武者。豊臣家再興の大義名分に、それぞれの想いは揺れるが・・・。主人公は、市川染五郎(現:松本幸四郎)。隠れキャラ(虚無僧)は、三船敏郎。濃いドラマは、佐藤允。
しかし、実際はそんなものはどうでも良いのです、この作品は。ラスト、タイトルにある大龍巻が。円谷特撮による大龍巻が、全てをこっぱ微塵に、全てをかっさらってゆきます。このラストに、損をしたと思うか、得をしたと思うかは・・・貴方次第♪


『上意討ち 拝領妻始末』(監督/小林正樹)

主君の側室を長男の妻として拝領せよ、と命ぜられた馬廻り役・三船敏郎。最初は断固退けようとするが、様々な圧力と、長男・加藤剛が承諾した事により、その側室・司葉子との祝言が挙げられた。懸念に反して、長男と元側室の間には日に日に愛情が芽生え、それは確かなものとなっていった。しかし・・・という物語で、面白かったです!
登場人物は、基本凄いメイクをしています。特に神山繁、唇が(モノクロだけど)真っ赤だよ。司葉子も綺麗を通り越して、怖い。
小林正樹監督は『切腹』を見た時も思いましたが、立ち回りが様式的、というより、形式的というか。凄く作り込まれていて、逆に私は入り込めません。しかし、今回はまだ大丈夫でした。だって、三船敏郎だもの~。形式的なんて無縁。力強い立ち回り、押しの強い演技。対する仲代達矢もメイクは凄いけど、人間味のある、良い友人っぷりが良かったです。・・・うん、狂気を演じるより、普通の人を演じる仲代さんの方が私は好きだなぁ^^


『おんな極悪帖』(監督/池広一夫)

これも面白かった!原作は、谷崎潤一郎の「恐怖時代」だそうです。
娼婦から芸者、そして大名・岸田森の側室にまで成り上がった安田道代は、大名の正室が男子を産む前に暗殺し、自分の息子を世継ぎにする事を画策していた。共に計画を進めるお付の小山明子には、年下の恋人である絶世の美剣士・田村正和(笑)がいたが・・・。
安田道代の、あの狐顔に笑みを絶やさず、女の業を燃やす様が素晴らしかったです。その安田道代を側室に上がらせた張本人、家老・佐藤慶の色悪っぷりもたまらん!ラストの田村正和との立ち回りは、池広監督らしい、動きの限られた狭い空間をしっかり効かせていて、見応えがありました。それにしても・・・ところどころ、田村正和の気障な仕草、何よりあの声に笑いを禁じ得ません。
あと!岸田森がキ○ガイ大名を好演していました。哄笑しながら安田道代と・・・のシーンは必至で、狂気とか病的というより、むしろ健気に映ります。殿さまのカツラが似合いそうで・・・、結構浮いていました(笑)
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コメント
--『海賊八幡船』--

weiyangさん、こんばんは!むーです。
『海賊八幡船』は私も大好きです!私の中では、「岡田英次=社会派&前衛派のインテリ俳優」というイメージがぶっ壊れた印象深い作品です(笑) でもなんかホッとしましたけど。

バカっぽい所が可愛かったです。いつも「わっはっは!」って笑っている役でしたし。『二十四時間の情事』の翌年の作品なので、「フランス語を操るクールなインテリ役からよく切り替えられたなあ。俳優さんって凄い」と妙に感心しました。

『海賊八幡船』のようなコミカルな岡田さんですと、市川崑監督の『億万長者』の俳優志望のニート青年役(貧乏一家の長男なのに働かない・・・。しかも色ボケ・・・。)なんかが私のお勧めです。『億万長者』は原爆がテーマのひとつなので、正統派イケメン路線の『二十四時間の情事』と見比べると印象的でした。
by: むー * - * URL * 2008/01/25 * 21:50 [ 編集] | top↑
--むーさん♪--

こんばんは!
『海賊八幡船』、むーさんも大好きですか♪私も~^^上手く説明出来ないけど、とにかく楽しい作品でした。
ま!『二十四時間の情事』の翌年の作品なんですか、これ。ホント、あの知的で浮遊的な、大人の男の魅力がたまらん!から、この単細胞な海の男によくぞ変換出来ましたよね。岡田さんの大笑い、腹の底から笑ってるって感じで♪あと、帆柱登り競争?の時の岡田さんは、反則ってくらい可愛かったですよね~。それにしても、本物の男前はどんなに破顔しても、やっぱり男前なんだなぁ(感嘆)
『二十四時間の情事』でも着流し姿が印象的でしたが、海の男の着物姿も素敵♪派手な着物をとっかえひっかえで、良い目の保養をさせて頂きました^^

『億万長者』!かねてから、見たい見たいと思っている作品です。ニートで色ボケ!!?あぁ・・・絶対似合うわぁ~v (笑)木村功さんが共演ですよね。木村さんも好きなので、ますます期待しちゃいます♪機会があれば絶対見ますね~オススメ、本当にありがとうございます^^
あと、個人的には池部良さんとの共演も見たいです。『朝の波紋』という作品では、高峰秀子を巡る二人の男、だそうで。岡田さんと池部さんを両天秤!?いやぁ~☆本気でデコちゃんになりたい!!
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/01/27 * 00:03 [ 編集] | top↑
--承認待ちコメント--

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by: * * * 2011/11/09 * 21:27 [ 編集] | top↑
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