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映画は所詮、光と影
2008 / 02 / 19 ( Tue )
16日は、ジェイの武道館コンサートに参加しました。凄く良かった!ご一緒させて頂いた方も、ジェイ&香港映画への愛と造詣の深~い方ばかりで、本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。本当に本当に!ありがとうございました(礼)
ジェイコンの感想もまた書きたいなぁ・・・と思いますが、その前に。

ジェイコン参加の為に東京へ旅立つ前日、13日、市川崑監督がお亡くなりになりました。92歳、70本を越える映画作品の遺されたそうです。丁度『トッポ・ジージョのボタン戦争』を再見し、『夜来香』の初見した矢先でした。『トッポ・ジージョ~』ではやはり泣きそうになり、『夜来香』では、その影絵のような映像を楽しみました。本当に大好きな監督さんです。心よりご冥福をお祈りしたいと思います。崑監督、素敵な映画をいっぱいありがとうございました。

市川崑物語

↑は岩井俊二監督の『市川崑物語』より、崑監督と奥様の和田夏十さん。崑監督同様、脚本家・和田夏十のファンです。今頃は、ご一緒に映画の話でもされているのでしょうか?

私が今までに見た市川崑監督作品は、『暁の追跡』、『恋人』、『夜来香』、『足にさわった女』、『若い人』、『天晴れ一番手柄 青春銭形平次』、『こころ』、『日本橋』、『穴』、『炎上』、『おとうと』、『女経』、『ぼんち』、『黒い十人の女』、『破戒』、『私は二歳』、『雪之丞変化』、『トッポ・ジージョのボタン戦争』、『犬神家の一族(1976)』、『悪魔の手毬歌』、『獄門島』、『女王蜂』、『病院坂首縊りの家』、『天河伝説殺人事件』、『忠臣蔵 四十七人の刺客』、『犬神家の一族(2006)』。漏れがなければ、以上26作品となります。全作品の半分にも満たないけれど、思っていた以上に結構見ているなぁ・・・と、私としてはちょっと驚きました。まぁ、金田一作品がかなりの本数を稼いでいるのですが^^;
肝心の『ビルマの竪琴』、『野火』、『東京オリンピック』といった有名作品や、『プーサン』、『愛人』、『満員電車』といった人気の高い作品が未見ではありますが、私のベストというか、特に愛して止まない作品を勝手に紹介したいと思います。
『黒い十人の女』

黒い十人の女

も~!見なきゃ絶対分からない、伝わらない。この面白さ、洒脱さ、シニカルさは、私如きには説明出来ません。私の中での、崑監督が崑監督たる、その証明のような作品です。


『日本橋』

日本橋

崑監督の初のカラー作品だそうです。しっとりとした泉鏡花の世界を、崑監督独自の手法で描いています。リアルとはほど遠いその表現方法の中に、女の哀しさが痛く滲みます。


『こころ』

こころ

「良心の呵責」と言ってしまえばそれまでですが、それを映像で魅せるのは難しい。主人公の選択にはやはり納得出来ないけど、その葛藤はリアルにひしひしと胸に迫ります。放り出された?ぶちっと絶たれた?あのラストも崑監督ならではかと。


『恋人』

恋人

小さな作品です。しかし、どんな大作にも負けない、爽やかで暖かく、じんわりと痛い。極上の余韻に浸れる名作だ!と思います。お洒落な台詞に負けない、全編を漂う軽やかな雰囲気は、実はそれこそ匠の技ではないでしょうか。


『ぼんち』

ぼんち

これって悲劇だと思うんですよねぇ、実は。女と仕事。それを無邪気に楽しめる内の華々しさと、その後の衰退までもを、W市川(崑監督&雷蔵さん)が色鮮やかに、飄々と洒脱に魅せてくれます。


『トッポ・ジージョのボタン戦争』

トッポ・ジージョのボタン戦争

ジージョの魅力を、その孤独っぷりに凝縮しています。可愛さも哀しさも愚かしさも愛おしさも、ジージョが孤独で寂しいからこそ!何処を取ってもポストカードになりそうな、お洒落でモダンな映像も必見です。


『犬神家の一族(1976)』

犬神家の一族

私と崑監督・・・いや、日本映画との出会い=この作品、かもしれません。おどろおどろしい猟奇殺人や血縁関係を描きながら、崑監督ならではの映像センスが光りまくる作品ですよね。風邪で喉がやられると、「オカアサン、スケキヨデス・・・」と声真似がしたくなります。


『足にさわった女』

足にさわった女

チョ~早口、オーバーアクション!ストーリー展開も、中盤まではノンストップ!崑監督と池部良さんも凄く相性が良いですよね。突き抜けて軽くお洒落に仕上がっているのは、この二人だからこそ!良い意味で日本映画らしくない、とにかく楽しい作品です。


26作品中、8本もベストかよ!と呆れられそうですが、これでもかなり絞ったつもりです。『若い人』、『天晴れ一番手柄 青春銭形平次』、『炎上』、『私は二歳』、『雪之丞変化』も大好きだし、『女経』も、え!?円谷??みたいなSFっぽさがたまりません。
TVでは追悼として、急遽作品や関連番組が放送されるようですね。大阪のシネ・ヌーヴォでは、8月に追悼上映をする予定みたいです。・・・うん、して欲しい。して欲しいけど、追悼という形ではなく、ご存命中にもっともっとして欲しかったなぁ。まぁ崑監督は知名度も抜群ですし、一昨年の東京国際映画祭で特集上映が組まれたりもありましたが、いわゆるプログラム・ピクチャーが主の監督さんとか。ご存命中にどんどん見て、どんどん魅せられて、貴方の作品が大好きだって思いを少しでもダイレクトに伝えたかったなぁ・・・と、そう思う時があります。追悼=集客が見込めるという、露骨な商売根性丸出しではちと哀しい・・・↓↓↓あ!勿論、シネ・ヌーヴォでの追悼上映は本当に監督を偲んだ、リスペクトゆえの上映だと分かっていますよ。
なんにしても、神保町シアターの特集上映は大入りだそうです。特に雷蔵さんの作品だと、本当に入れないくらいの人だとか。その中で、新たな崑監督作品に触れる方も多い事でしょうね。今後も、日本を代表する映画監督の一人として、多くの映画ファンを魅了し続ける事でしょう。市川崑監督、改めて心よりご冥福をお祈りします。
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コメント
--市川作品--

『黒い十人の女』が市川作品だということを忘れてました。白黒映画だったのですが、オシャレな感じでした。
主人公の男は、優しいけど、ものすごく忙しく働く会社人間なんです。最後は勝手に退職させられます。彼はあの後幸せだったんでしょうか?気になります。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2008/02/21 * 00:44 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪--

こんばんは!
『黒い十人の女』、セリフといい映像といい、ホントお洒落でしたよね。モノクロならではの味わいがありますし、「皆に優しいという事は、誰にも優しくないという事」は、映画史上に残る名台詞だと思います!^^
船越英二さん演じる主人公・・・、どうでしょ?仕事を捨てさせても男の愛を独占したかった女と、仕事の充実度と女の数が比例していた男。う~ん・・・幸せかなぁ??幸せになっていると良いなぁ、としか言えません^^;。ただ、ラストの男の元へ急ぐ女も、幸せに満たされた・・・と言うには、ちょっと不思議な表情でしたよね。
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/02/21 * 22:52 [ 編集] | top↑
--素晴らしい映画ばかりです。--

weiyangさん、こんにちは!
ジェイコンサート…本当に楽しかったですね!もっとお話出来ればよかったのですが…それはまたの機会に!素敵な時間をありがとうございました。今度は神保町を案内して下さいね!行こうとしましたが、たどり着けませんでした(笑)

市川監督の映画は金田一作品は見ていましたが、去年「黒い十人の女」を見てこんな映画があったのね!と驚き「炎上」「こころ」などを見てやっぱり面白いなぁと思っていました。weiyangさんのベストを含めまだまだ見たい作品がたくさんあります。市川監督がお亡くなりになって寂しい気持ちになりましたが、映画は永遠!これからも市川監督の作品を見続けていきたいと思います。だから…映画館は無理でもDVDをたくさん置いてほしいです!あとNHKの再々放送も!

ブログを閉めるんですね。寂しくなってしまいますが、再開されるのをお待ちしています!
by: natsu * - * URL * 2008/02/23 * 13:24 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

こんばんは~ジェイコン!本当に良かったですし、限られた時間でしたが、natsuさんと直接お話が出来て、本当に嬉しかったです。はい、神保町ですね!私も全然詳しくはありませんが、映画やら中華系やらの専門の古本屋さんがあって面白いですよ~。是非ご一緒しましょうね、楽しみにしております^^

『黒い十人の女』、私も去年初見して、ひゃ~☆★☆と驚きました。崑監督作品は、比較的に最初に見た雷蔵さん作品も勿論素晴らしいと思いますが、個人的には『こころ』で目覚め、『トッポ・ジージョ~』でトドメでした。来月はCSでは『足にさわった女』を始め、多くの作品が放送されるそうです。羨ましい・・・。我らはBS2の放送を待ちましょうね!あぁ☆再々放送、熱烈希望!!来月は『ビルマの竪琴』、『おはん』等があります。『おはん』は宇野千代の原作が好きなので、絶対見なきゃ!と思っています。先日見た『細雪』が大変面白く、石坂浩二が凄~く良かったので期待大です♪あぁ・・・まだまだ崑監督には楽しませてもらいます。映画って、ホント永遠ですよね^^

ブログ、再開しましたらまたご連絡しますね。natsuさんのレビューは変わらず読ませて頂きます!どうぞよろしく~^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/02/23 * 23:41 [ 編集] | top↑
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