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河内のヒーロー
2008 / 03 / 01 ( Sat )
今日は、おおさかシネマフェスティバルへ出掛けました。「<追悼田中徳三監督>田中徳三作品特別上映」という事で、『悪名』と『田中徳三監督 少年河内音頭取り物語』が上映されました。
大阪へ行く時は、基本JRを利用するのですが、今日は京阪で行ってみる事に。会場の最寄駅は、天満橋から地下鉄でひと駅。歩いても良かったんだけど、時間が迫っていたのと地理に不案内なのとで、地下鉄に乗りました。電車の行く先は、“八尾南”。おぉ~☆八尾の朝吉親分とのスクリーンデートに、正にお誂え向きではないですか!
ところで、今回の会場は大阪歴史博物館。お隣は、大阪NHK放送局。只今、朝の連ドラ「ちりとてちん」のロケセットが展示公開されていて、凄い人でした。帰る頃には、屋外まで続く長蛇の列。想像以上の「ちりとてちん」人気を窺い知りました。

さて、映画の感想はand moreに書くとして、河内屋菊水丸さんのトークショーの内容を少し。いつもの様にうろ覚えですので、実際と多少違うと思います。ご容赦を^^;
今日の菊水丸さんはカジュアルな洋服姿。こう見ると、さすが芸能人!なかなかに男前です。
今回の映画の経緯は、ダウンタウン松本人志監督の『大日本人』。この収益で、吉本芸人100人に映画を撮らせようという企画が立ち上がったそうです。菊水丸さんにも、自身の雑誌連載の自叙伝を映画化しましょう・・・という話が。それなら、監督は、大好きな憧れの『悪名』の田中徳三監督で!と言う菊水丸さんに対し、いやいや、芸人が監督というのがコンセプトだから・・・と吉本興業。更にそれなら、自分は前後をちょこっとやって、本編を丸々劇中劇というスタイルにして徳三監督に!どうにかこうにか形を取り繕い、この案を通したそうです。
そして、徳三監督へのコンタクト、オファーのエピソード、短い交流の中で感じた徳三監督のお人柄等を面白可笑しく語ってくれました。徳三監督を独り占めに出来た撮影の4、5日は、至福の時間だったそうです。うんうん、分かりますね^^
個人的に一番テンションが上がっちゃったのは、徳三監督が菊水丸さんに、「私は撮影期間中、菊水丸さんをなんと呼べば良いのですか?」とお尋ねになったというエピソード。菊水丸さん「どう呼んでもらっても結構です。“河内屋”でも“菊水丸”でも・・・」、徳三監督「ちなみに、勝新太郎は“かっちゃん”、市川雷蔵は“雷ちゃん”と呼んでいました」、菊水丸さん「・・・はぁ、“菊”でも“丸”でも。いやもう、“き”で。なんなら、“る”で結構です(汗)」。徳三監督はなんとなしに言ったんでしょうけど、そんな大スターと気軽に呼び合える仲だった監督を目の前にしている!と、一瞬にして恐縮しちゃいますよね。
実は、この『田中徳三監督~』は続編を撮る予定だったとか。その企画自体もかなり固まっていて、その続編も撮ってくださいという電話をしたのが、菊水丸さんと徳三監督の最後の会話だったそうです。菊水丸さんは、「続編のタイトルは、『田中徳三監督 続・少年河内音頭取り物語』。こうと決まっているので、徳三監督がお亡くなりになった以上、続編はありません」と。続編はきっと、あちらで多くの映画人とわいわい言いながら撮ってますよね。ともあれ、徳三監督が最期に大好きな映画を撮れた。菊水丸さんのお陰です。いちファンとして、厚くお礼を言いたい気持ちでした。

以下は、映画の感想をちょこちょこっと。また、更新はこれを最後にしようと思います。レスが出来ないかもなので、コメント、TBは受け付けないように設定しました。こんな私の拙い記事でも読みたい方がいらっしゃるかもなので、2、3日は公開しています。
ではでは~。また再開しましたら、変わらずどうぞよろしくお願いします^^
『悪名』

勝新太郎、田宮二郎の、それぞれの登場シーンのアップが、も~!メッチャ格好良いです!!勝新太郎は目がきらきら☆だし、田宮二郎は浴衣姿にモダンな刺青がセクシー。はぁ・・・v (ため息)
よくよく考えれば勝新太郎演じる朝吉って男は、女が勝手に惚れる。来る女は拒まない。なのに、その嫌味のない事といったら(驚)。女が惚れて当たり前の、男の中の男って感じです。その朝吉を通して垣間見れる、女の哀しみ、辛さ、ズルさ、生命力。徳三監督は、こういう女の描き方が絶妙ですよね。因島での朝吉と琴糸の再会のシーンは、視線の交差、想いの交差に泣けてきちゃった☆
あと、田宮二郎演じるモートルの貞やんの、朝吉に男惚れする。その後腐れのない素早さが、◎!取って付けた感じは全くなく、ただただ潔いのです。気持ち良く負ける男、メッチャ素敵じゃないですか!^^
兄貴分、弟分の盃を交わしたいという貞に、「仲の良い兄弟でええやないか」と言う朝吉。その言葉が嬉しくて、破顔する貞。煙草を吸おうとする朝吉。黙って横からマッチ箱を奪い、火を付け朝吉に差し出す貞・・・。この二人の連帯感、やっぱり凄く好きだなぁ。基本コミカルで軽いんだけど、締める時は締める。あうんの呼吸みたいなのが、本当に素晴らしい!二人で一人って感じです。
テンポが良く色鮮やかで、渋い。その中で大暴れする二人に、脳は蕩け目はハートの、正に至福の時間でございました^^


『田中徳三監督 少年河内音頭取り物語』

前後を河内屋菊水丸が、劇中劇を田中徳三監督が務める。しかし、ほぼ全編が劇中劇であるこの作品・・・。菊水丸さん、なかなかに食わせ者でございます。
劇中劇は、も~そのワンシーン、ひとコマ、一瞬が幸せでした。ふとしたカメラの動きとか、色の使い方が、徳三監督の何かしらの作品で見た気がします。(気の所為かもだけど^^;)
他には、子役が上手かったなぁ・・・とか、「なりませぬ、なりませぬ・・・」の三島ゆり子だ!とか、吉本新喜劇の大御所がいっぱい☆とか。西川のりおの賭博師もおぉ~だったけど、井上竜夫の貞のモデルの人が良かった!田宮二郎より男前って!!(笑)あと、いつ寝るかいつ寝るかと・・・^^;
クライマックスの常光寺の盆踊りは、菊水丸さんの河内音頭と、少年時代の初々しい河内音頭と、それを楽しむ人々と、夏の夜。それがリズム良く相まって、ちょっと泣けました。
劇中劇も終わり、菊水丸さんの「いつものラーメン、食いに行こう!」で、天一こと天下一品へ。あの天一の看板社長まで出てくる始末。うんうん、楽しいなぁ♪^^
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