全件表示TopRSSAdmin
information


スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

_____________________________________________________________

-- : -- : -- | | page top↑
インパクト、大
2008 / 05 / 04 ( Sun )
5月になりました。GW真っ只中ですね。皆様はいかがお過ごしでしょう?私は・・・、掃除をしたり洗濯をしたり、なんら日常と変わらずに終わりそうです。それにしても、光陰矢の如し。ホント、時間が経つのが年々早くなりますねぇ(驚)

たまには、アジア圏以外の映画も、見る。

という訳で、前から気になっていた『パンズ・ラビリンス』を見ました。昨年末の『ロッキー・ザ・ファイナル』と『ダイ・ハード4.0』以来の洋画だわ、多分。(と思ったら、『裁かるるジャンヌ』を見ていました。・・・半分寝てたけど・恥)
・・・こ、こえー☆い、いてー☆しかも、全ての音が神経を逆撫でする・・・。この不快さは、何!?映像はグロいし・・・。多少、大人向けの怖い童話・・・と覚悟はしていたけど、ここまでとは。あのうたた寝の奴、メッチャこえーよ!!も~ホラーとかスプラッターとか、ホント苦手なのにぃ・・・↓↓↓
しかし、確かに面白かったです。現実と非現実。どちらにも居心地の良さを感じられないのも、確信的な狙いだと思います。ただ、きっともう見ないなぁ。怖いのもそうだけど、登場人物達に愛着というか、共感を覚えませんでした。インパクト大の作品には違いないけど、単純な私は、感情移入がある程度出来ないと駄目なんです。大尉は時計という小道具の所為か、結構キャラが深かったように思いますが・・・。

以下は、私が今年見た映画の中で、特にインパクト大だった。その上、私好みだった。そんな作品達の感想を。・・・うん、結構沢山あったんだよね。ついつい、男前達の感想を優先にしちゃってました^^;
それにしても、新年度も一ヶ月が過ぎ、しかし、上半期にはまだ早い。こんな中途半端な時期に、ねぇ・・・。
『夢みるように眠りたい』(監督/林海象)

50年越しの恋と、作り手の映画への恋。それが見事に相まって昇華したラストには、思わず涙が・・・。
あと、こういう作品だとつい猟奇趣味に走りそうだけど、そうはならなかったのと、モノクロ映画を本当の意味でリスペクトした映像が素晴らしかったです。(なんて言うと、かなりえらそーですが^^;)玉子の白が最高です!


『青べか物語』(監督/川島雄三)

川島雄三監督は、も~天才ですね!『東京マダムと大阪夫人』も『女であること』も『貸間あり』も、インパクト大でメッチャ好みだったんですが、特に大好きなのは、『喜劇 とんかつ一代』とこの『青べか物語』でした。
原作は山本周五郎だそうです。森繁久彌演じるとある作家が、日常のわずわらしさの回避とネタ探しを兼ねて、千葉の港町に住む。猥雑だけど、明るく懸命に生きる住人達。しかし、その翳も濃い。作家の、その中に染まりそうで染まらない、哀愁を帯びた客観的な目が秀逸でした。そして、住人達を縁取る息を呑むような美しい風景に、泣きそうになりました。決して悲しい物語とかじゃないんだけど、胸がきゅーッと締め付けられるのです。
読んだ事はないけど、ヘミングウェイってこんな感じじゃないかなぁ・・・と思いました。


『昭和残侠伝 死んで貰います』(監督/マキノ雅弘)

前にレンタルで見たのですが、改めてスクリーンで。
・・・良かった!!こう言うと、またかよ・・・って感じですが、とにかく!これは池部良が良い!!
敵対するやくざは、シリーズのそれまでの作品の方が巨悪だと思います。だから、ラストは我慢すれば良いのに・・・と、正直思う。いいやん、その料亭にこだわらなくても・・・と。だけど、駄目。我慢出来ない。やくざから足を洗い、料亭の板前として15年(だったかな?)。しかし、先代から受けた恩は絶対で。その譲れない想いが、池部良の顔から沸々と滲むサマは・・・震えました。男気、任侠道の愚かさにも思えるけど、そう単純には突き放せない。見ている方もジレンマです。
あと、山本麟一と健さんの対決も切なかったです。やくざって、ホント馬鹿だなぁ・・・。


『南の島に雪が降る』(監督/久松静児)

ど泣き(恥)
これも一度TVで見ていますが、2度目となると・・・何処もかしこも泣けて困ります。戦時中だけど、兵士もただの人間です。遠い日本、故郷が恋しい。舞台を見たり歌を聴いたり、笑ったり感動したりしたいのです。南の島では四季を感じられないから、偽物の桜や柿を喜ぶ。母親や奥さんに会えないから、女装にはしゃぐ。映画の中の彼らが笑ったり喜んだりすると、凄く嬉しいけど、同時に凄く悲しい。
ちょこちょこっと出演する、豪華喜劇俳優陣が素晴らしいです。ピアノが抜群のフランキー・堺に、芋に感動する小林桂樹に、おてもやんメイクの森繁久彌、等など。特に森繁久彌は、あぁ・・・本当にこの人って名優、いや、ど名優だなぁ・・・と思いました。
この上映の後、出演者の桂小金治さんのトークショーがありました。桂小金治さんの「今は何も話せません・・・」と涙を流しながらの第一声に、私の泣きもピークに。思わずしゃくりを上げてしまいました(恥)。川島雄三監督に誘われて映画界に入った事、川島監督との思い出、笠智衆さんに言われたひと言、それが縁で渋谷実監督の作品に出た事、など等。面白可笑しく、懐かしく、繰り返し「良い映画は残ります」とおっしゃっていました。・・・うん、本当にそう思います。そして、『南の島に雪が降る』は間違いなく良い映画です。


『気違い部落』(監督/渋谷実)

タイトルからして、かなりのインパクト大ですが^^;。ちなみに、精神異常や差別を描いた作品ではありません。村八分はありますが・・・。どう言うんだろ?狭い組織の中の、ご都合主義の統率。従う者、はむかう者。その先の悲劇と、更にこじれる人間関係。そういうのを、湿度の高いブラックな笑いで描いた作品です。
ちょっと前に、同じ渋谷監督の『よっぱらい天国』も見ましたが・・・、笑えない喜劇。渋谷監督の作品には、そういう表現がしっくりする気がします。『現代人』もそうだけど、いやらしくみみっちい。だけど、決して悪党といういうほど憎むべき存在でもない。そういう普通の人達が、どうしてこうも悲惨な結幕に!?中盤までは、あの松竹らしい人間味のあるコミカルなやり取りが展開するだけに、えぇ!!?と驚いてしまいます。う~ん・・・、渋谷監督って人間が嫌いなのかなぁ??^^;しかし、その視点は斬新で、そこにたまらなく惹かれるのも事実です。
この『気違い部落』は、なんと134分もあるのですが、苦痛は全く感じませんでした。素晴らしい喜劇俳優陣による、いやらしくみみっちいやり取りは噴出しちゃうくらい可笑しいし、中盤以降の悲惨!悲惨!悲惨!の応酬は、なんで!!?だけど、それにキレる女のエネルギーは、も~!理屈じゃなく、胸にぐーーーッとキます。
あと、葬列のシーンが凄く印象的でした。『悲情城市』のそれと張るくらい、目に焼き付きました。
あとあと!森繁久彌のナレーションが秀逸です。中盤まではコミカルに盛り立て、クライマックスでは一切なく。ラストは「何処にでもある話です・・・」みたいな。あぁ、アニメ映画『白蛇伝』を見た時にも思いましたが、森繁久彌の声って結構若々しいですよねv


『OL日記 濡れた札束』(監督/加藤彰)

「日活ロマンポルノ名作選」なんてのにも、ちゃっかり通っている私です^^;
’73年に起きた滋賀銀行女性行員による、九億円横領事件をベースにした実録モノ、だそうです。・・・凄かった!も~傑作です、これは。犯罪そのものよりも、それをやってのけてしまう、女そのもの。女の潤いと、渇きへの拒絶が見事に描かれていたと思います。
最初は、あれ?あんまりエロくないなぁ・・・なんて思っていましたが、中盤以降は、私が今まで見た映画の中で1番か2番にエロかったです。男と女の行為。愛・・・とは違うかもだけど、悦び。狂おしさ。離れたくない。金が繋ぐ関係。それでも、離れられない。ただそれだけ。それが全て。横領という犯罪への後悔の念はない。繰り返される行為に、その想いが色鮮やかに滲みます。見事としか言えません。比べちゃいけないけど、『ラスト、コーション』よりもその辺りは秀逸です。
主演の中島葵が素晴らしいです。普段?の顔は、なんか島倉千代子みたいだなぁ・・・と思っていましたが^^;、あの時の顔の綺麗な事!本当に、神々しいくらい綺麗なんです!理屈じゃない、女の性(さが)。はぁ・・・。こういう作品に出会えたりするから、映画はなかなか止められません。
スポンサーサイト

_____________________________________________________________

20 : 32 : 12 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
<<ニワトリは赤ブリーフだ | ホーム | 歌え若人達>>
コメント
--林海象はいいですね。--

『夢みるように眠りたい』はホントにモノクロが似合う映画です。
仁丹の将軍塔も好きです。前半は真面目な探偵モノと思わせて、後半は恋愛モノです。

林監督の映画愛の結晶です。ゆで卵と言えば、草くんが主人公のドラマで、その主人公は、ゆで卵ばかり食べるという設定がありました。それを見た時、この映画を連想しました。
by: おおくぼ * 5lgk84Pk * URL * 2008/05/06 * 21:36 [ 編集] | top↑
--おおくぼさん♪--

こんばんは~^^
本当に本当に良かったです!オススメ、ありがとうございました~♪♪♪

モノクロの世界だからこその光と影、艶めき。全てが素晴らしかったです。仁丹の将軍塔、大正浪漫でしたねぇ。そして、珠玉の恋愛活動写真でございました。佐野史郎さんの剣戟フィルムも、本物のかつての映画を見るようで、素晴らしかったです。
おっしゃる通り、映画愛の結晶ですね。卵の白の美しさに、林監督のこだわりを見ました。デビュー作でこんなの作ったら、正直後が大変でしょうねぇ^^;
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/05/06 * 22:21 [ 編集] | top↑
--見たかったです!--

weiyangさん、こんにちは!
いろんな映画をご覧になってますね♪「南の島に雪が降る」はBSで放送されていましたけど…録画してなかったです。もったいない!再放送を待ちたいと思います。「青べか物語」はもしかしたら見れるかもしれません♪「昭和残侠伝 死んで貰います」も面白かったです。とにかく池部さんが格好良いですし、藤純子さんと長門裕之さんも素晴らしく自分はこの3人をメインに見てました。健さん、ごめんなさい^^;

昨日、昭和の美男・美女を決定!という某番組を見ましたが、キャ~!格好良い!やら、はぁ…綺麗すぎる!と1人で大興奮でした(笑)女優さんのランキングは納得ですが男優さんは…池部さんも森さんも入ってなくてちょっと寂しかったです。いろんな人の意見ですから、しかたないんですけどね。
そうそう、中尾彬がタッキーに「眠狂四郎」をやればいいんだよ!って言った時は絶対ダメ!って思っちゃいました(苦笑)
by: natsu * - * URL * 2008/05/07 * 16:37 [ 編集] | top↑
--natsuさん♪--

こんばんは~実は、もっともっと見ているのですが、感想が追い付きません^^;

『南の島に~』は、きっとまたBS2で放送すると思います。そうだ!BS2といえば、6月にまた池部さん週間がありますね。前回と全く同じなのが残念ですが、実家にDVD録画を頼みます!『青べか~』、natsuさんに是非見て欲しいです。川島監督の才能に益々惚れる事、請け合いますよ。『~死んで貰います』、池部さんの重吉がホントいい男なんですよねぇv きっと芸者衆の間でモテまくっているんだろうなぁ。(妄想・苦笑)長門裕之さんの飄々振りも楽しいし♪・・・健さん、同じくごめん・・・。

ま!そんな涎モノの番組が!?私ってば、クサナギ氏の昭和の日本映画特集も見逃したし↓↓↓しかし、池部さんも森さんもランク外とは・・・。イタダケマセン。けど、子供、青春時代の思い出という付加価値もありますしね。それに、これを機に昭和の日本映画人気が上がれば、それが何より一番ですよね^^
タッキーが狂様!?う~ん・・・、それはタッキーが損すると思います。市川雷蔵という稀有の俳優あっての、映像の中の狂四郎ですから、ねぇ。

↓は、珍しい?池部さんのCM動画です。多分60歳頃だと思うんですが、動きや表情が若い時のまんまで♪natsuさん以外に見て!と言える人がいないので・・・、見て!(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=y-kzvu2cyD4
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/05/07 * 19:17 [ 編集] | top↑
--いろいろ映画のこと--

weiyangさん、こんばんは!林海象監督の『夢みるように眠りたい』は映像もきれいだし、佳村萌さんの浮世離れした儚げな雰囲気が良かったので私も好きです。『気違い部落』は一度見てみたいのですが、なかなか上映の機会がなくて残念です。

私も昨日、昭和の美男美女特集番組を拝見致しました。カツシンの若かりし頃の優男ぶりには驚きました。あの手の番組がもっと作られるといいですね!外国映画のかっこいい日本人特集とか(これなら岡田英次さん登場するぞ)。
by: むー * - * URL * 2008/05/07 * 23:23 [ 編集] | top↑
--むーさん♪--

こんばんは~^^
佳村萌さん、モノクロ特有の幻想的な雰囲気にハマッておられましたよね。モノクロの世界に生きるって、今の俳優さんだと難しいと思うので、凄い!と感動しました。
『気違い部落』は好き嫌いが分かれそうな作品ですが、私は唸りましたよ。むーさんのご感想が是非聞きたいです。
勝新さん、この人ほど顔が綺麗に整った人は、当時のスターの中でもまずいないと思います。けど、リアル美形=銀幕美形とはならないのが、映画の面白いところですね。
外国映画のかっこいい日本人特集、メッチャ見たいですねぇv 岡田さんのあのセクシーな背中を、どーん!と映して欲しいなぁ^^

そうそう!岡田さんといえば、来月は東京で『青銅の基督』と『女体』の上映がありますね。勿論見に行きますよ~昭和の美男好きの名に懸けて!!(笑)ちなみに、京都では『砂の女』も。うふふ♪6月は密かに岡田英次祭ですね^^
by: weiyang * vRNraZ0k * URL * 2008/05/08 * 18:26 [ 編集] | top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://19740930.blog57.fc2.com/tb.php/484-23020e50
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。